データ転送の計算式(そもそも)
これはもう具体例でやった方がわかりやすい。
70TBの大量データを0.5GBのインターネット回線で転送するのにかかる時間を計算する。
それぞれのパラメータをビット数に変換してあげる。
(1)データ容量をビット単位に変換
615,726,511,554,560bit = 70TBtye ×1024×1024×1024×1024 × 8bit
(2)回線速度をビット単位に変換(=1秒間に転送できるbit数)
500,000,000bit = 0.5Gbps ×1000×1000×1000
(3)転送に掛かる秒数を計算
1231453.02秒 = 615,726,511,554,560bit ÷ 500,000,000bit × 伝送効率
(4)転送速度の変換(bps⇔B/s)
62.50MB/s = 0.5Gbps ÷ 8bit × 伝送効率
1byteは1bitだよ。
https://www.networld.co.jp/sp/learn_first/storage/p22_24.html
伝送効率が100%ならば342時間かかる......!!!!
神サイトがこちら。
Storage Gateway
AWSで提供されている、オンプレミスにあるデータをクラウドへ連携するための受け口を提供するサービス。
Storage Gatewayを使って連携されたデータの保存先には、耐久性が高く低コストなストレージ(S3,S3 Glacierなど)が利用される。※下図参照
何か独自のストレージが誕生したわけではなく、ただ単に既存のオンプレとAWS間のデータ連携を容易にするためのインタフェースを提供しているだけ。
画像引用:AWS Storage Gateway
使い分け方の一例として、
高頻度にアクセスされるデータはオンプレ環境の高速ストレージに保管
あんまりアクセスされないデータはStorage Gatewayを利用してクラウド上に保管する。といったやり方がある。
AWS Snowball Edge
とんでもなく大容量(ペタバイト級)のデータをAWSへ移行/持ち出しをする際に使うサービス。
ちなみにペタバイトとは。。。。。。。
・ビット(Bit)
・バイト(Byte)
・キロバイト(KB)
・メガバイト(MB)
・ギガバイト(GB)
・テラバイト(TB)
・ペタバイト(PB)
なのでめちゃくちゃ大きい。
ちなみにサービスを申し込むと下のような筺が配送業者によって送られてくる。引き渡しから1週間程度でS3にデータが移行されるとのこと。