ElastiCache
AWSが提供するインメモリ型データベースサービスのこと。
高頻度で参照するデータや検索に時間がかかるデータセットをメモリ上に保持するもの。
毎回ネットワーク経由でアクセスすることを避けられるのでパフォーマンス向上につながる。
インメモリ型とは?
コンピューターのメモリ(主記憶装置)上でデータを管理するデータベースです。ハードディスクやSSD(補助記憶装置)上にデータを保管する従来のデータベースよりも高速にデータの読み書きが出来るのが特徴。
しかしメモリには大きな弱点もあります。現在のコンピューターで主に使われているメモリであるDRAMは電源の供給がなくなる、つまりコンピューターの電源がオフになると保存されているデータが消失することです。
Memcached版
簡易版。メンテナンスや障害による再起動が行われた場合は全てのデータが削除されてしまう。
Redis版
ちゃんとした版。ノード間のレプリケーション機能(レプリカ=複製を作る機能のこと)やデータ永続性機能といった可用性麺も考慮されている。
CDNとの比較
ElastiCacheの方がガチ。
コンテンツデータをキャッシュして瞬時に配信する場合は、「Amazon CloudFront」などの高速コンテンツ配信ネットワーク (CDN) サービスの利用でもいいと思いますが、リアルタイムにデータを頻繁にやりとりして処理し、瞬時に応答しなければならないアプリケーションの場合はAmazon ElastiCacheが向いているでしょう。
参考