(2019/01/22 更新)昨年のre:Invent前後で壮絶なまでにDOMが変わっていたので抜本的に見直しました。
背景
AWSにはサービスが多種多様にあり、なかなか全体感が一覧できません。
初学者には「全体的にどんなサービスがあるの?」というのが俯瞰的に見ることができないのか**「サービスのカテゴリとサービス名と、その概要を一覧化してくれ」**なんてことがあろうかと思います。
対してうるせぇググれよさっと各サービスの概要説明を一覧にして差し上げるのがクラウド時代のエンジニアの所作と思われます。知らんけど。
前提となる注意事項
サイト規約 https://aws.amazon.com/terms/
やばい使い方はしちゃいけないよ!
やってみる
cheerio-httpcliでクローリング&スクレイピングしてみました。
最初はHeadless Chromeで始めたのですが、どうやらSPAはなさそうでcheerio-httpcliでよいだろうと書き直しました。
トップの「製品」は結構レイアウトが変わってしまうのと、DOM構造がまちまちなので、サービスドキュメント(https://docs.aws.amazon.com/index.html )から取るようにしました。
が、どうもSPAなのでpuppeteerで地道(?)に取る作戦にしました。
コードは以下に配置しています。
https://github.com/morimop/aws-services-list
- 重複あっても気にしない
- 一応言語切り替えができるかもしれない雰囲気は出してみる(日本語だと"ja_jp")
- もしかしたらLambdaで動かせるかもしれない可能性は見せてみる(@serverless-chrome/lambda を利用)
うまくいかなかったところ
サービスごとにレイアウトが統一されていないので、ここを取ってくればいい、という単純な判定はできませんでした。
サービスドキュメントはそこそこレイアウトが統一されているのですが、ヘッダー部にサービスの概要がないものもあります。
これ https://docs.aws.amazon.com/crypto/index.html とか。
全然違うページレイアウトに飛ばされるのもあります。
これ https://docs.aws.amazon.com/awssupport/latest/user/trustedadvisor.html とかこれ https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/AmazonEBS.html ですね。
そもそも単独のサービスでもないので、諦めようと思います。はい。
以前の製品ページから出てくる説明よりはあっさりとしていい感じと思います。(個人の感想です)
結果
※以前(0.0.1の結果です)
出力は./tmp/
以下にJSONで出力していますので、JSON to CSVしたりするとEXCELで見られると思われます。
圧巻。
詳細を以下に貼り付けます。長いので前半のちょっとだけを転載します。
"category" | "services__name" | "services__href" | "services__abstruct" |
---|---|---|---|
"コンピューティング" | "Amazon EC2" | "https://aws.amazon.com/jp/ec2/?nc2=h_m1" | "Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) は、安全でサイズ変更可能なコンピューティング性能をクラウド内で提供するウェブサービスです。ウェブスケールのクラウドコンピューティングを開発者が簡単に利用できるよう設計されています。 Amazon EC2 のシンプルなウェブサービスインターフェイスによって、手間をかけず、必要な機能を取得および設定できます。お客様のコンピュートリソースに対して、高機能なコントロールが提供され、Amazon の実績あるインフラストラクチャ上で実行できます。Amazon EC2 では、わずか数分間で新規サーバーインスタンスを取得して起動できるようになります。これにより、コンピューティング要件の変化に合わせて、すばやく容量をスケールアップおよびスケールダウンできます。実際に使用した分のみ料金が発生するため、Amazon EC2 はコンピューティングの経済性も変革します。Amazon EC2 を利用すれば、耐障害性に優れたアプリケーションの構築が可能になり、よくある障害のシナリオとは無縁になります。" |
"" | "Amazon EC2 Container Registry" | "https://aws.amazon.com/jp/ecr/?nc2=h_m1" | "Amazon EC2 Container Registry (ECR) は、完全マネージド型の Docker コンテナレジストリです。このレジストリを使うと、開発者は Docker コンテナイメージを簡単に保存、管理、デプロイできます。Amazon ECR は Amazon EC2 Container Service (ECS) に統合されているため、開発から本番までのワークフローを簡略化できます。Amazon ECR を使用すると、自前のコンテナリポジトリの運用や、基盤となるインフラストラクチャのスケーリングの検討は不要になります。Amazon ECR は非常に可用性が高くスケーラブルなアーキテクチャでイメージをホストするため、コンテナをアプリケーションに確実にデプロイすることが可能です。AWS Identity and Access Management (IAM) に統合すると、各リポジトリをリソースレベルで制御できます。Amazon ECR に前払い料金などの義務はありません。リポジトリに保存したデータ量とインターネットに送信されたデータ量に対してのみ料金が発生します。 AWS 無料利用枠の一環として、Amazon EC2 Container Registry を無料でお試しいただけます。Amazon ECR では、新しいお客様に、月 500 MB 分のストレージを 1 年間にわたって提供いたします。" |
"" | "Amazon EC2 Container Service" | "https://aws.amazon.com/jp/ecs/?nc2=h_m1" | "Amazon EC2 Container Service (ECS) は、非常にスケーラブルかつ高性能なコンテナ管理サービスで、Docker コンテナに対応しており、Amazon EC2 インスタンスのマネージド型クラスターでアプリケーションを簡単に実行できます。Amazon ECS を使用すると、自社でクラスター管理インフラストラクチャのインストール、運用、スケールを行う必要がなくなります。簡単な API 呼び出しを使用して、Docker 対応アプリケーションの起動と終了、クラスターの完了状態のクエリ、多くの使い慣れた機能 (セキュリティグループ、Elastic Load Balancing、EBS ボリューム、IAM ロールなど) へのアクセスを実行できます。Amazon ECS を使用することで、リソースニーズと可用性要件に基づいて、クラスター全体のコンテナの配置をスケジューリングできます。ビジネスまたはアプリケーション固有の要件を満たすために、独自のスケジューラーまたはサードパーティ製のスケジューラーを統合することもできます。 Amazon EC2 Container Service に追加料金は発生しません。アプリケーションを保存および実行するために作成した AWS リソース(EC2 インスタンス、EBS ボリュームなど)に対してのみ料金が発生します。" |
"" | "Amazon Lightsail" | "https://amazonlightsail.com" | "Everything you need to jumpstart your project on AWS—compute, storage, and networking—for a low, predictable price. Launch a virtual private server with just a few clicks." |
"" | "Amazon VPC" | "https://aws.amazon.com/jp/vpc/?nc2=h_m1" | "Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) により、アマゾン ウェブ サービス (AWS) クラウドの論理的に分離したセクションをプロビジョニングできます。これにより、AWS リソースをユーザー定義の仮想ネットワークで起動できます。ユーザーの IP アドレス範囲の選択、サブネットの作成、ルートテーブルとネットワークゲートウェイの構成など、仮想ネットワーク環境を完全にコントロールできます。VPC では、リソースやアプリケーションに安全かつ簡単にアクセスできるよう、IPv4 と IPv6 を両方とも使用できます。 Amazon Virtual Private Cloud のネットワーク設定は容易にカスタマイズすることができます。例えば、インターネットとのアクセスが可能なウェブサーバーのパブリック サブネットを作成し、データベースやアプリケーションサーバーなどのバックエンドシステムをインターネットとのアクセスを許可していないプライベート サブネットに配置できます。セキュリティグループやネットワークアクセスコントロールリストなどの複数のセキュリティレイヤーを活用し、各サブネットの Amazon EC2 インスタンスへのアクセスをコントロールすることができます。" |
"" | "AWS Batch" | "https://aws.amazon.com/jp/batch/?nc2=h_m1" | "AWS Batch を使用することにより、開発者、科学者、およびエンジニアは、数十万件のバッチコンピューティングジョブを AWS で簡単かつ効率的に実行できます。AWS Batch では、送信されたバッチジョブのボリュームと特別なリソース要件に応じて、コンピューティングリソース (CPU やメモリ最適化インスタンス) の最適な数量とタイプを動的にプロビジョニングできます。AWS Batch を使うと、ジョブを実行するためのバッチコンピューティングソフトウェアやサーバークラスターをインストールしたり、管理したりする必要がなくなります。これにより、結果の分析と問題解決に集中できます。AWS Batch では、Amazon EC2 やスポットインスタンスなどの AWS コンピューティングサービスと機能を最大限に活用して、バッチコンピューティングワークロードを計画、スケジュール作成、実行します。 AWS Batch に対する追加料金はありません。バッチジョブを保存したり実行したりするために作成した AWS リソース (EC2 インスタンスなど) に対してのみ料金が発生します。" |
"" | "AWS Elastic Beanstalk" | "https://aws.amazon.com/jp/elasticbeanstalk/?nc2=h_m1" | "簡単に開始でき、不足を感じることなく利用 AWS Elastic Beanstalk は、Java、.NET、PHP、Node.js、Python、Ruby、Go および Docker を使用して開発されたウェブアプリケーションやサービスを、Apache、Nginx、Passenger、IIS などの使い慣れたサーバーでデプロイおよびスケーリングするための、使いやすいサービスです。" |
"" | "AWS Lambda" | "https://aws.amazon.com/jp/lambda/?nc2=h_m1" | "AWS Lambda を使用すれば、サーバーのプロビジョニングや管理なしでコードを実行できます。課金は実際に使用したコンピューティング時間に対してのみ発生し、コードが実行されていないときには料金も発生しません。Lambda を使用すれば、実質どのようなタイプのアプリケーションやバックエンドサービスでも管理を必要とせずに実行できます。コードさえアップロードすれば、高可用性を実現しながらコードを実行およびスケーリングするために必要なことは、すべて Lambda により行われます。コードは、他の AWS サービスから自動的にトリガーするよう設定することも、ウェブやモバイルアプリケーションから直接呼び出すよう設定することもできます。 AWS Lambda とは(日本語字幕)" |
"" | "Auto Scaling" | "https://aws.amazon.com/jp/autoscaling/?nc2=h_m1" | "Auto Scaling により、アプリケーションの可用性を維持できると同時に、お客様が定義する条件に応じて Amazon EC2 のキャパシティーを動的および自動的に縮小あるいは拡張できます。Auto Scaling を EC2 インスタンスのフリート管理に使用することによって、フリートの状態と可用性を維持し、必要な数の Amazon EC2 インスタンスを確実に実行できます。また、Auto Scaling を EC2 インスタンスの動的スケーリングに使用することによって、需要が急激に上昇したときには Amazon EC2 インスタンスの数を自動的に増やしてパフォーマンスを維持し、需要が落ち着いた状態にあるときには能力を縮小してコストを削減できます。Auto Scaling は需要のパターンが一定のアプリケーションにも、使用量が時間、日、週で変動するアプリケーションにも適しています。Auto Scaling を Amazon EC2 で使用する以外に、Application Auto Scaling を使用して、Amazon ECS、Amazon EC2 スポットフリート、Amazon EMR クラスター、AppStream 2.0 フリート、Amazon DynamoDB といった AWS のその他のサービスのリソースを自動的にスケールできます。 12 か月間の AWS 無料利用枠と、24 時間年中無休のカスタマーサービスやサポートフォーラムなどの AWS の基本的なサポート機能を利用できます。" |
"" | "Elastic Load Balancing" | "https://aws.amazon.com/jp/elasticloadbalancing/?nc2=h_m1" | "Elastic Load Balancing は、アプリケーションへのトラフィックを複数のターゲット (Amazon EC2 インスタンス、コンテナ、IP アドレスなど) に自動的に分散します。Elastic Load Balancing は、変動するアプリケーショントラフィックの負荷を、1 つのアベイラビリティーゾーンまたは複数のアベイラビリティーゾーンで処理できます。Elastic Load Balancing では、3 種類のロードバランサーが用意されています。これらはすべて、アプリケーションの耐障害性を高めるのに必要な高い可用性、自動スケーリング、堅牢なセキュリティを特徴としています。 Application Load Balancer" |
"ストレージ" | "Amazon Simple Storage Service (S3)" | "https://aws.amazon.com/jp/s3/?nc2=h_m1" | "今日の企業に求められるのは、大規模なデータを簡単かつ安全に収集、保存、分析する能力です。Amazon S3 は、ウェブサイトやモバイルアプリケーション、社内アプリケーション、IoT センサーやデバイスからのデータなど、どこからの、どのような量のデータでも保存と取得が可能なオブジェクトストレージです。これは 99.999999999% の耐久性を提供し、すべての業界のマーケットリーダーによって使用される何百万ものアプリケーションのデータを保管できるように設計されています。S3 では最も厳格なセキュリティ要件を満たす包括的なセキュリティおよびコンプライアンス機能が提供されます。お客様は柔軟にデータを管理して、コスト最適化、アクセス制御、コンプライアンスに対応できるようになります。S3 は、インプレースクエリ機能を備えた唯一のクラウドストレージソリューションであり、S3 の保管データに強力な分析を直接実行できます。また、Amazon S3 は、ISV ソリューションやシステムインテグレータのパートナーによる最大のエコシステムを備えた、最も強力なサポートが提供されているストレージプラットフォームです。 " |