Rubyの基本記述の仕方〜その9〜　ローカル変数とインスタンス変数 #Ruby

変数の取り扱いで、「@」を頭に付けるべきか不要なのか判断に迷うことが増えてきました。
先輩から聞いた説明がとても明快で、つまづきがひとつ解消。
忘れないうちに以下にまとめておきます。

ローカル変数

・頭に何もつかない。
・メソッドで定義したスコープ（def〜end）の中でだけ使える。

ruby.qiita.rb

def morikuma
 user = User.find_by(id: params[:id])
end

※定義の内容はあくまで一例です。

・@が頭につく。
・インスタンス変数のスコープはメソッド定義内に限定されない。
　→スコープの範囲外や、ファイルが変わっても使える。

ruby.qiita.rb

def morikuma
 @user = User.find_by(id: params[:id])
end

※定義の内容はあくまで一例です。

実際に、インスタンス変数で定義されて正常に動いているコードをローカル変数に変更して検証してみました。

＜正常に機能している記述＞

ruby.qiita.rb

def index
 @users = User.all
end

index.html.erb

〜
<% @users.each do |user| %>
〜
〜
<% end %>
〜

@usersで定義されているインスタンス変数を、ローカル変数に変えてみます。
＜検証用に変更した記述＞

ruby.qiita.rb

def index
 users = User.all
end

index.html.erb

〜
<% users.each do |user| %>
〜
〜
<% end %>
〜

undefined local variable or method 'users'
「users」というメソッドが定義されていないよとエラーが出ました。

ローカル変数はあくまで、定義したスコープの範囲内でしか適用されないことが確認できました。
別のファイルで呼び出そうとしても「undefined」となります。

Ruby のエラーメッセージを読み解く（初心者向け）その 2
https://qiita.com/scivola/items/77017693de371ab49667