「とかく人の世は住みにくい」
そう書かれていたのは、明治時代を生きた夏目漱石の草枕。
漱石といえばみなさんご存知の通り、当時の暮らしの日常感を小説に落とし込んで人気を博した大文豪。当時の生活観を巧みに抽象化させ、軽妙な筆致で多くの共感を呼んでいます。
世の中の住みづらさ。生きる上でのビミョーにしっくりこない感触。作品から当時のそうしたものを垣間見ることができます。
明治時代と今のどちらが住みよいかというのは置いといて、住みづらさ、ひいては物事の諸々に対する違和感というのは、いつだろうと人を悩ませてきたのだなと思うわけです。
そして、その違和感をアイデアで解消するのは、快感ですよね。
使えなかったものが使えるようになる。
もっとイイ感じに使えるようになる。
世の中のいろんな物事がweb上でなされるようになった現代において、そんなWeb上の「違和感」が気になって仕方なかった自分が、学び始めたのがUIとUXです。
勉強にあたって書き残したメモを徒然と載せていきます。