1分間マネージャーを読んで理解したこと
リーダー職になるにあたりこの本を読んでみた。
そこから学んだことについて記述してみる。
目標を部下と一緒に立てる
まずは目標を「一緒に」たてることにある。
メンバーだけに考えてもらうのも良いが、一緒に考えることでお互いの認識にずれなく
目標設定ができる。
立てた目標について1ページに評価基準をまとめる
目標を立ててもらったら、それについて何をしたら達成になるのか
達成基準について考えてもらう。
行動指針になるので、より具体的なものがよい。
また、期限も明確に記述する。
この際にあまりにも遠い目標(半年後以上)は立てないようにする。
直近1か月、長くても2か月の目標に設定する。
小さな目標を達成できることで、達成感を味わいつつ1年間を過ごしてもらいたい。
重要な目標については日次で確認する(1分間)
確認は「毎日」することが大事。時間は1分くらいでよい
なぜ毎日なのか、これは部下との人間関係において「承認」すること=「日常」づくりが大切だからである。
日々の実績を見てくれている、という実感をメンバーにもってもらうことで
叱る、ほめるの効果が段違いに変わってくる。
1分間称賛
以下を実践する。
・できるだけ早く称賛する
・メンバーの行動で、自分がどのように感じたのか(感情)、役立ったのかを伝える
・どこが正しかったのかを明確に伝える
後から振り返っても効果は薄い
⇒今回のOJTで思い知らされた。。
メンバー自身どこが評価されたのか気づいていないことが多いので
できていた部分をきちんと伝えることで、正しいやり方を認識できる。
感情を合わせて伝えることで、正しいことをすれば上司が喜んで評価してくれると認識し、
自分からケツを叩かなくても、自分から正しい行動をしようと心掛けて動いてくれる。
少し間を置いた後に、
・同じことを続けるように激励する
・部下を信頼していることを伝える。
1分間修正
以下で修正を行う
・できるだけ早く修正する
・何がいけなかったのか原因について一緒に考える。
・ミスと、それが与える影響について自分が「どう」感じているのかも伝える(感情)
・信頼しているので今後も期待していることを伝える。
これもミスが発覚してからすぐに行う。時間がたてばたつほど効果が薄れてしまう
大事な点
・1分間称賛でも修正でも、必ず期待を込める発言をすることが重要
なぜかというと、人は信頼している人の期待に応えたいと思うから
・1分間マネージャーは、1分間という時間だが即効性があるので、
日々メンバーにフィードバックをしてあげるようなものである。
なぜそれが効果的なのかというと、
人間にとっての最大の動機付けは、結果に対するフィードバックだからである。
フィードバックがあるからこそ人は頑張れる!
格言
・私にとってもっとも優れた1分間は、部下のために使う1分間だ