はじめに
この記事は、Pythonで(ノードとエッジを持つグラフ理論においての)グラフを作成するためのパッケージであるNetworkX
で作成したグラフを、Matplotlibで可視化する方法をまとめたものです。
基本的に、NetworkXのリファレンスの和訳記事となっています。
グラフの描画
NetworkXで作成したグラフを描画するには、以下の2通りの方法があります。
1. Matplotlibを利用する
2. networkx.drawing
パッケージを利用する
networkx.drawing
パッケージは、まだバージョン3.0以上のPythonとの互換性がないため、注意が必要です。
Matplotlibを利用して描画を行う場合には、Matplotlibをインポートしてください。
from matplotlib import pyplot as plt
importしたnetworkx.drawingパッケージがうまく動作するかを確認するには、以下のコードを実行してみてくだ
nx.draw(G)
nx.draw_random(G)
nx.draw_circular(G)
nx.draw_spectral(G)
ディスプレイに表示するためには、以下のコマンドを実行してください。
plt.show()
描画されたグラフをファイルに保存したい場合は、以下のようにしてください。
nx.draw(G)
plt.savefig("path_to_fig.png")