初めに
草薙 龍瞬著 【反応しない練習】を読んできたのでざっくりアウトプットです。
まとめ
- 心の状態を言葉で確認して、ムダな反応をしない
- 良し悪しを判断しない
- 反応しないことこそが「最高の勝利」
解説
心の状態を言葉で確認して、ムダな反応をしない練習をする
反応を作り出しているのは"快"を求める心
求める心が7つの欲求を生み出し、その欲求の中で「喜び」や「悲しみ」が生まれる。
ムダな反応をしない為には言葉で確認する。
言葉で確認することを、仏教の世界ではラベリング(ラベル貼り)と呼ぶことがあります。
心の状態にぺたりと「名前」を貼って、客観的に理解してしまうのです。
言葉で確認すると、反応から抜け出せるそうです。
言葉で確認するだけでムダな反応はほとんど消えると記載されています。
良し悪しを判断しない
人が悩んでしまう理由の一つは、「判断しすぎる心」にあります。
判断とは決めつけや思い込みのことで、これらは頭の中にしか存在しない「妄想」であることを理解します。
頭の中の判断は、ただの妄想で真実ではない。
現実に役に立っていないなら、有益でもない。
ということは、人間が考える多くの判断は、真実でもないし、有益でもないということです。
反応しないことこそが「最高の勝利」
ムダな感情を防ぐ上で一番重要なのは「反応しない」こと。