はじめに
Android × VMwareの手順はググると結構出るんですが、だいたい4.4向けでイェスマンでOK!な手順が出てきます。
5.1をインストールしようとしたらいろいろなところで引っかかったので、備忘録として残すことにしました。
引っかかったこと
- Androidのインストール後の起動でError 17とか出る!
- Androidのコンソールでipconfigがない!IPわからない!
- 解像度変更するには最初の画面でa押せってあるけど5.1?はaじゃない!
用意するもの
VMwarePlayerとAndroidのiso。これはぐーぐるせんせーに聞くと回答がそこそこもらえるのでリンクだけ。
VMwarePlayer
iso
手順
画像はないのでフィーリングで読んでください。
用意したPlayerをインストール
日本語設定でインストール。
Playerで新規仮想マシンを作成
作成時に仮想マシンの設定をいじります。環境にもよるので参考まで。
- インストーラディスクイメージファイルに用意したisoを割当
- ハードウェアをカスタマイズから以下変更
- メモリ が256MBなので 1GB に変更
- プロセッサのコア数を環境に合わせて変更する(4コアあったので2コア振りました。)
- 新規CD/DVDに用意したisoを割当(起動用)
Android OSをインストール
作成した仮想マシンを起動したら4つくらいのメニューが出るので Installation - Install Android-x86 to harddisk を選びます。
黒い画面の後、3つくらいのメニューが出るので Create/Modify partitions を選びます
「Do you want to use GPT?」とか聞かれますが、特に大きなHDD使うわけでも無いのでNoを選びます。
次の画面で以下を実施します。
- New → Primary → (サイズはデフォルトで良いので)Enter!
- Bootableを選択し、Flagsの下がBootになっていることを確認!
- writeを実行!
- yesと打ってEnter!
- Quit!
一つ前の画面に戻るので今度は sda ~ となっている最初の項目を選びます。
以下順に
- Please select a filesystem to format sdaは ext3
- You chose…は Yes
- この後フォーマットが流れます
- Do you want to install boot loader GRUB ? は Yes
- Do you want to install EFI GRUB" ?は Yes
- Do you want to format the boot partition /dev/sda1 ?は No
- ここをYesにすると、起動時にデュアルブートあるあるらしいエラーが出ます。
- 最後に/systemを読み書き可能にするか聞かれますが個人的に使うなら Yesにしておくと後々めんどくさくないので良いです(適当)
上記がすべて終わるとインストールが始まります。
プログレスバーがいっぱいになったら起動か再起動か聞かれます。 Reboot で。
解像度を変える
再起動で黒い画面に4つほど選択肢がある画面が出ます。キーボードの e を押してください。
kernel ~を選んで同じく e を押してください。
半角スペースを打ってvga=~を付与します。vgaの値はvga=askで調べるのが一般的みたいですが、ここまでの作業でコマンドを打つタイミングが無かったのでググッて適当に割り当てます。→参考
(日本語キーボード使っている場合、=は^を打てば入力できます。)
設定を記載してEnter押下すると前の画面に戻ります。 b で起動してください。
私の環境ではvga=0x351を入れましたが、まず同じ値を打つ人は居ない気がします。
本当は解像度変更の設定を保存して起動時に一発で立ち上げたい
ここに記載した手順は毎回やる必要があります。どこかに設定持ってるファイルがありそうですが疲れたので又の機会に探します。。
adbでつなぐ
adb コマンドの使い方はググッてなんとかします。
これを書いているタイミングではSDK単体でダウンロードできなかったため、AndroidStudioのインストーラでStudio+SDKのインストールを行いました。正直そこそこ大きいので使わないのであればStudioは入れないほうが良いです。単品SDKを頑張って探してください。
- Androidのアプリ一覧を開くと 端末エミュレータがあるので開きます。
- netstatを叩いてそれっぽいIPを確認します。
- adbコマンドで確認したIPにconnectします。
- adb connect <それっぽいIP>
これでadbコマンドが通る様になります。
入れたいapkをadbコマンドでインストール
connectした時点でAndroidStudioとかではボタン一発なんですが、単品apkを入れたい場合はadb install でインストールしてください。
最後に
利用しているのはVMwareなので、一般的にVMwareを使う時のノウハウが適用できるらしいです。快適な環境を目指す場合はそれらを適用するようにすると良いです。