Home Automation using Raspberry Pi 2 and Windows 10 IoT - Hackster.io
実は、Windows IoT Core on Raspberry Pi だとリアルタイム処理には向いていません。これは CPU のクロック数の問題ではなくて、Windows や Linux という OS が機器との間に挟まっている問題です(リアルタイムOSだとこれが解決できます)。100msec単位の制御ならば Windows IoT Core でも大丈夫なのですが、10msec 単位ぐらいになると、Arduino のような組み込み用の CPU を使います。
Arduino には OS がないので機器を扱うときのタイムラグがないのですが、逆にデータを保存するためのメモリが少なかったり、それなりにややこしいコードを書かないと動かなかったります。
そこで、
- 中央制御のところに Raspberry Pi / Windows IoT Core を使う
- 各種センサーや駆動部分を Arduino を使う
という使い分けをします。それぞれのデータ通信は、I2C を使います、というのがこの「 Home Automation using ...」の主旨です。Windows IoT Core には I2C 通信用のライブラリが用意されているので、それなりに実現しやすいですよ。と言いつつ、私はまだ実装したことはないんですけど。ちょっと試してみないといけないと思っているところです。