個人的「質はともかく継続する」37日目です
激動のAI乱世時代
少し前まではChatGPTが頭ひとつ抜きん出ていましたが、いまやGeminiやらClaudeやらStable DiffusionやらたくさんのAIが出てきました。その性能は日々更新されており、昨日まではGeminiがいいスコアだったかと思えば今日はClaudeが上回る、ということが繰り返されている印象です。
そんな中、割と早めにサービスとして確立され、エンジニアから歓喜と悲鳴が上がったのがGitHub Copilot でした。少しコードを入れるとインテリセンスの如く続きを表示してくれるので、タブを連打でやりたいことができる。コメントにやりたいことを書くと、続きを予想してコードを出してくれる。コードを選択して「説明して」と聞くと、そのコードを説明してくれる。私も利用していますが、本当に便利なAIです。
...ですが、最近は利用回数が減ってきました。
プログラミングに関すること以外も聞きたい
GitHub Copilotはプログラミングに特化したAIです。プログラミングに関すること、あるいはその周辺に関するGitHubに関することなんかも答えてくれます。
が、関係ないことは一切答えてくれません。当然と言えば当然なんですが、その判定がかなり厳しい印象があります。
また、割と直前にした質問を忘れがちな傾向も感じます。あるコードについて説明を求め、さらにその中のメソッドについて聞いて見たときに、「プログラミングに関することしか答えられない」と言われることがあります。
そして、プログラミングや開発をしている時に聞きたいのは、プログラミングに関することだけではありません。
変数名を考える時に、英語を知りたい時とかもありますし、考え方を確認したい時なんかもあります。
こういうときに、chatGPTやGeminiならば回答してくれますが、GitHub Copilotは答えてくれないことが多いのです。
一方で、chatGPTなんかもコードを書いてくれるし、GitHub Copilotと遜色ない回答を出してくれます。
こうなると、Copilotの利点があまり多くなくなってきます。入力補完は強力で便利ではありますが、VSCodeなんかだと代替となる拡張機能が出てきたりとか、cursorなんかもありますよね。
プログラミング特化型AIはいらないのかもしれない
ということで、最近は汎用AIを使うことが多くなってきました。初めて使った当初はすごく便利でいいなぁと思っていたのですが、それ以外の汎用AIの進化が凄まじく、だんだんと見劣りしてきている印象です。
先ほども書きましたが、プログラミングに限らず答えてくれるAIのほうが、特化型よりも利便性も高く、コードも悪くない。
もはやプログラミング特化型AIはいらないのかもしれません。
もちろん、これからどんどんと進化する可能性もあります。
GitHub Copilotには頑張ってほしいなぁと思います。