vvvvを触り始めて日が浅いのですが、楽しいです。
機材のアレとコレがつながって動かせたらいいな、なんてのが一番お手軽に
実現できるんじゃないでしょうか?そういうのってすごい事です。
ですが、さすがに動作報告の情報の少ない装置、とかを動くのかどうかも
わからず買うわけにもいかず、どうなのかなーって悩んでいる人って多いと思うんですよね。
あと、英語わからないとかドライバ?なにそれ、とか。
…ということで、あるきっかけでOpenDMXを触ることになり、
つなげてみた顛末の報告です。
説明箇所が多くなりそうだったので相当端折ってますが
詰まりそうなところだけ紹介します。
OpenDMXってのはアプリケーションを使ってパソコンからDMX制御できる
インターフェースです。早い話がvvvvからDMX機器を触ってみようってことです。
色々なやり方があるんだろうなーと思いますので、
一例としていただければと思います。あと、この記事、書くのが億劫で
一か月以上途中で寝かせてしまっているので、もう途中でも一回公開しておくかってことで
まだ修正するかもです。ほんと、わかりやすく記事書く他の方々には畏敬の念を抱きます。
OpenDMXはアプリケーションを使い、パソコンからDMX制御できる
インターフェースで、完成品だと一万円前後、キットだと5000円前後で
手に入ります。はんだ付けできる方には安価で手に入りますね。
※別途DMXの照明機材自体は必要ですのでご注意を。
ドライバは下記サイトより
http://www.enttec.com/index.php?main_menu=Products&pn=70303
※CDM20828_setup.exeとCDM20600.exeがあるのですが、
私はCDM20828_setup.exeをインストールしてます。
環境に合わせて選択して下さい。
販売しているサイトは
http://www.akaricenter.com/tokusyu/mirror_ball/enttec/open-dmx-usb.htm
とか、
http://www.galileo-7.com/?pid=37849942
とかです。
vvvv側ですが、
LittleCat DMX Engineというものがあります。
以下のサイトからDLしておきます。
http://vvvv.org/contribution/littlecat-dmx-engine
ittle_cat_dmxengineフォルダ内に
config_little_cat.txtというファイルがあり、これが
little_cat.exe等を動かすときの設定ファイルです。
開くと以下のような感じになってます。
interface=2 ←ここを2にします
udpport=11059
remote=0
artnet=0
universe=0
で、little_cat.exe~little_cat_1_7a.exeのいずれか
(これがどう違うかよくわかってませんがlittle_cat_1_7a.exe
使ってます)を起動しておき、vvvvを立ち上げ、DMX制御の
パッチを作成してやると制御できるようになります。
作成は
\little_cat_dmxengine\little_cat_dmxengineの
from_vvvv_To_little_cat_udpsender ( DMX ).v4p
を参考にすれば何とかなると思います。
基本このパッチをちょっとカスタムするなりしてvalueの数値を送りこんだらいいと思います。
私の場合、同じコンテンツを再生だけできればよい状況で20個近くの
ON・OFFのみの100V室内照明とムービングライトの制御が必要でしたので、
Timelinerのvalueを9チャンネルずつムービングライトの数値に
(これは仕様とか、モードを見て割り当ててください)
照明のほうはArduinoで点灯パターンを書いて、TimelinerのstringをArduinoに送って
制御してました。流石に点灯などはArduinoからダイレクトというわけではなく、
スイッチリレーかまさないと無理ですのでご注意を。とりあえずこのあたりは
リレーシールド買ったほうが早いと思います。
一つ注意なのはUSBボートの都合で、PC起動してOPENDMXが
認識、先に立ち上がってからムービングライトの電源をONにしないと
信号を受け止められず、ライトが無茶苦茶に動く上に、なぜかマウスカーソルも暴走します。
途中でArduinoの抜き差しもだめですので起動の順番には注意が必要です。
気をつければよいだけですが、より安全性を高めようと思うと
ムービングライトの電源はvvvv→Arduinoから電源ONできるよう配線組むか、
DMXの接続をArduinoで接続するようにしちゃえばvvvvから好きなときに
接続出来ると思うので、便利だと思います。
安全性のお話と関連しますが、パッチの操作もなるべくわかりやすくするべきです。
本人しか理解できない…というのはイベント時に絶対自分が操作しないといけないということになります。
これはどういうことかと言いますと、たとえば30分毎(周りの雰囲気見ながら再生とかで)
再生するようなイベントで1日8時間×10日間だとかになってくると、ずっとそこに
居る羽目になるので、それは流石にどうなのかという事と、自分がその場に居られない
事態の時のリスク回避ですね。
ですので、マニュアル作って学習してもらうか、簡単動作にするという事が
必要になってきます。でも、こういうのってPC操作もおぼつかない人に
任せないといけないことが意外にあるので、簡単操作にするのが良いと思います。
まぁ、ぶっちゃけてしまうとそうでないとマニュアル作る手間が大変になって面倒なのでやってます。
私の場合はPC立ち上げるとスタートアップでvvvvの再生パッチが開き、
vvvvのShellExecuteからlittle_cat.exeをプロセスだけ先に立ち上げるようにしてました。
KeyMatch等で特定のキーを押したら再生、終わったら頭に戻る。とか、
終了時は特定のキーを押してもらったらvvvvからlittle_cat.exeを先に終了後
vvvvも終了するか、PCも落としちゃうとか。
PIDとかDelayとかKillとかOnQuitとかDoQuitとかShutDownとかそんなのを使うと
できると思います。
これもセーフティ的に2つのボタンを同時押ししないといけないように、だとか
そういう感じでいろいろと工夫してやると楽できるようになるかもしれません。
ただの再生だとか、照明制御とか、そういうのは出来る機材も多いのですが、
こういった細かい所が比較的簡単かつ色々とできるvvvvはすばらしーです。