きいてくれNIGHT とは
きいてくれNIGHT は ユニバ株式会社 Z1 チームが主催している勉強会です。
元々は仕事ないし関係者に会いつつお仕事もらおうとか考えてたんですが、やってみると純粋に勉強会ってええよなという気持ちが高まりシリーズ化しております。
投稿主である私含めて細々と運用をし始めております。
毎回いい話があるなって思いつつそれを皆さんがきいてないのは人類の損失だと思うのでレポート形式で私の解釈を交えながら勉強会の様子をお伝えしたいと思います。
(本当は動画で切り出せたりすると良いのですが、確認事項含めて大事なお話含むかも知れませんので容赦ください。)
#3 の内容 について
- Obsidian 使い始めて867日め
- オカネシートの話
- 個人開発しているゲームのアートワークの話
- 今までで最も効果がありそうな英語学習方法
- 3Dプリンター買った話
- AI 系のツール触ってみている話
- LT: 写真からボクセルの立体物を作った話
- LT: VFrend | 3人同時に会話できる高性能AIチャットボット
- LT: 仲間集めをしたい! (数理モデルを使った社会シミュレーション)
というお話をしていただきました。
改めて見直すと今回もバリエーションが豊かで最高です。
こちら今回のポスターは本当は弊社の絵ができる人に頼みたかったのですが、都合が合わず、私が AI で生成をしました。ゾンビでもきいて欲しいという気持ちを表しているが不評だった。悲しい。
Obsidian 使い始めて867日め
これは、弊社メンバーが案件や日常の出来事を含めて Obsidian を使って管理しているというお話でした。
Obsidian は最近 AI とのコラボレーションでも話題になっていますね。
タグづけを使っていくことで、何気ないメモの山積が発展を遂げていくという、Obsidian らしい出来事を実体験を通して披露してくれました。
仕事の議事録って全体を通してはなかなか見返すことはないと思うんですよね。それに対して Obsidian は キーワードベースで記憶を遡ってくれるというのは確かにいいですよね。
社内でも気に入っている人が多く、実際にヘビーユーザの人の話を聞くのはとてもいい経験でした。
自分のイヤホンなどの趣味も管理しているの図。
聞いた音楽とかも全部まとめていた。キモい(リスペクト)。
オカネシートの話
これは弊社のお金周りの管理システムの話でした。
弊社はチーム制を採用していて、チームごとの裁量でお金を管理できるようにするためのシステムを オカネシートというものを使って実現しています。
その内情の話ですね。
程よく画素数を落として財務状況を漏洩させないテクニック。
請求書関係(meke leaps) 個人の経費 (スプレッドシート) を統合したマネーフォーワードのデータから、支出と収入を統合して内訳を追記できるようなオカネシートを作成し、チームごとで管理できる状態にするというシステムを構築しています。
実際にどういう関数を使って処理するかなどの深掘りもあって、エンジニアリングとしても興味深いお話でした。
弊社のやり方って結構特殊だと感じてはいるものの、他の皆さんはどうやっているのか気になるところですね。聞きたい。
個人開発しているゲームのアートワークの話
これは The Doppel というゲーム開発をしているチームのデザイナー担当の方がその制作秘話を語ってくれました。
最初期イメージからどう発展していったかを教えてくれました。
こういう話めっちゃいいですよね。
これから発売になっていきますが、ぜひ皆さんも買ってください!(宣伝)
デザインの話の一方で、純粋にゲーム開発の大変さも垣間見えてここまで到達するのに大変な苦労があったんだなとわかります。
あるかも知れなかった絵を観られるのは興奮しますね。
今までで最も効果がありそうな英語学習方法
これは新社会人の方が話してくれた、英語学習法の話。
私も会話できるようになりたい。
みんなが思っていることを代弁してくれている。
イマージョンラーニングという手法でアプローチしたらしいです。
しかしなかなか大変だとのこと
すごい日本あるあるな障壁とその打開策。わかりみが深い。ブラウザ用のワークフローを使って解決してるのはかなり熱いですね!
普通に英語の学習を頑張っている人の体験を聞けるのってモチベーションにつながりますよね。
きいてくれNIGHT やっててよかった〜と思える時間でした。
3Dプリンター買った話
そのまま 3D プリンターを買ったぜ!という話と実際にプリントしたものを持ってきてくれました。
購入したプリンター。
個人で買う文化があるとは知りつつも、なかなか買う人おらんよなって思ったところにいた!
出力結果。実物も見ましたが、すごい綺麗でしたね。
ゲームパッドまで行くぞという意気込み。
やっぱり物理でのものづくりっていいですよね。
そこをブーストさせる 3Dプリンター これ系の話はいつ聞いても飽きない。
何に応用させるかってところに無限のジャンルがあるので別の取り組みも聞いてみたい。
テスト系の勉強している / AI 系のツール触ってみている / 英語 話
きいてくれな内容を持ってきてくれました!助かる。
WAKATE という勉強会などを手伝っていらっしゃるらしい。
勉強会は運営大変なので尊敬しますね。
その中でのテスト分析について勉強していること。分析した結果自体を分析することで、発散と構造化を行ったり来たりするところが大変らしい。なるほどなぁ。
これを人に説明するために勉強をしているという姿勢に感動。
次は AI について。これもみんなが思っていることですね。
きいてくれNIGHT の説明自体を NotebookLM で podcast にしてくれました。
いや普通にすごいな。普段コーディング系の AI の情報は取り入れているものの、こういう部分に手を出せてなかったので、実演されると説得力がすごい・・・!
最後に英語話。
私もお仕事でも英語が必要ならチャットで英語を使ったりもします。
偶然にも英語学習話が被るという・・・
今の日本では当たり前に必要な能力なんでしょうな。
また別アプローチの学習方法。
1日に複数の切り口が聞けるのはお得。
LT: 写真からボクセルの立体物を作った話
mog3d の作者さまが登壇!
まず個人でソフトウェアを開発・運用されていることにリスペクトがありますよね。
素朴な体験がソフトウェア開発の源泉になっているお話含めてぐっときました。
これからの開発でボクセル化自体を自動で行えるのではないか?という取り組みをしているとのこと。楽しみですね!
LT: VFriend | 3人同時に会話できる高性能AIチャットボット
何やら、3人同時会話が可能な AI チャットの制作者さまの登壇!
こちらに記事もあります。
https://zenn.dev/creator_haru/articles/c2380f7b42ee54
まずこの方の熱量が素晴らしいですね。
チャットツールにめちゃくちゃ情熱ただの AI では終わらせないぞ!という気概を感じます。
確かに対面のツールは見かけますが、複数人とのトークルームというのは新鮮ですね。
一対一のリレーではなく、自然な流れに対してツッコみを入れられるというのは、コミュニケーションとしてめっちゃ良さそう。
普通に ChatGPT とかの対話でも人格分かれて会話して判断までしてほしい。
API を使った実験はありつつも、製品として降りてきてない感じがあるので日常的に複数人とのトークが生まれる世界線もあるんじゃないかなと思いました。
LT: 仲間集めをしたい! (数理モデルを使った社会シミュレーション)
今回率直に議論をしたい!というので参加してくださいました。
不幸な環境で困っている人を減らし、みんなが幸せになる社会の実現のために、数理モデルなどを用いて社会シミュレーションを用いる研究をなさっております。
なかなかディープな話なので細かいところは私から説明できません (申し訳ない)。
実は個人的に一番聞いていて楽しかったお話です。
この手の話を以前アルスエレクトロニカで聞いたことがあり、この分野で頑張っている方を実際日本で目にして嬉しい気持ちになりました。
#4 やります!!!
第4回も 7月末にやります。
いろんな方のきいてほしいを聞かせてください。