■タイトル##
第30回
■開催日##
2016年12月3日(土) 16:00~18:00
■参加者##
9名
■活動内容(概要)##
・菅原プレゼン「Unityはじめるよ~NavMesh応用~」
・部員さんプレゼン「Gitでバージョン管理~リベース編~」
・菅原プレゼン「Unityはじめるよ~ブレンドシェイプ~」
・しずおかアプリ部でSlackを使おう
・雑談
■活動内容(詳細)##
【実演・プレゼン】
・菅原プレゼン「Unityはじめるよ~NavMesh応用~」
前回のプレゼンで解決できなかった、オフメッシュリンクにまつわる問題の調査結果を発表。
・オフメッシュリンク間を不自然な動きで移動してしまう問題
スクリプトを使って解決する。
手順
1、自動でオフメッシュリンクを超えないように NavMeshAgentの設定を変更する
2、NavMeshAgentがオフメッシュリンクにたどり着いたか調べる
3、NavMeshAgentからオフメッシュの始点と終点情報を受け取り、
スクリプトでオフメッシュリンクの終点まで移動
4、NavMeshAgentにオフメッシュリンクを超えたことを通知
手順3の移動処理に関しては、ゲームごと異なる実装になる。
・オフメッシュリンクを自動で作成した場合、飛び乗るオフメッシュリンクが作成されない問題
結論:手動で作るしかない。
自動でオフメッシュリンクを作成するGeneratedOffMeshLinksの設定項目「JumpDistance」は
飛び乗る高さを表しているものではなく 飛び越える距離を表すプロパティでした。
資料:第29回_プレゼン資料(Unityはじめるよ~NavMesh応用~).pdf
プロジェクト一式:NavMeshTest(応用編2)完成版.zip
**・部員さんプレゼン「Gitでバージョン管理~リベース編~」**
今回の目的1 「リベースを覚える」
リベースとは、
最新に対して再コミット (rebase) すること。
自分のブランチで行ったコミットを、別のブランチ(任意のコミット地点)に対して全てコミットし直す。
複数ブランチで運用中の履歴がキレイになる。
今回の目的2 「競合の解決」
リベースやマージを行った際に、他人と同じ箇所を変更してコミットし合った場合に競合がおこる。
どちらの変更を適用するか、または手動で編集して競合を解決する必要がある。
同じファイルを同時に変更しない予防が大切。
今回は部員が体験する部分が多く、やりごたえのある内容でした。
やはり「見る・聞く」だけより「体験」した方が覚えやすいですね。
資料:第30回_プレゼン資料(Gitでバージョン管理~リベース編~).pdf
プロジェクト一式:Git_Rebase.zip
・菅原プレゼン「Unityはじめるよ~ブレンドシェイプ~」
ブレンドシェイプは3Dモデルをアニメーションさせるための仕組みの一つである。
ボーンを使わずにメッシュの頂点を動かしてアニメーションさせる技術。
キャラクターの表情をコントロールするのによく使われるらしい。(瞬きとか)
利用手順
1、モデリングソフトでブレンドシェイプを設定する
2、Unityでモデルデータを読み込んでブレンドシェイプを操作
Unity側でブレンドシェイプをコントロールする方法
・モデリングソフトでアニメーションを作っておく
・UnityでおなじみのAnimationを使う
・スクリプトで制御(SkinnedMeshRendererのSetBlendShapeWeight関数で制御)
資料:第30回_プレゼン資料(Unityはじめるよ~ブレンドシェイプ~).pdf
プロジェクト一式:blendshape.zip
**・しずおかアプリ部でSlackを使おう** しずおかアプリ部内での情報交換、コミュニケーションツールとして、 「Slack」を部員さんにご紹介いただきました。
開発者を中心に右肩上がりで利用者が増えているサービスです。
現段階ではまだ英語版ですが、近いうちに正式に日本語対応するとのことです。
Slackの使い方自体、アプリ部の勉強会に取り入れて行きますので、
これを機にSlcakの使い方を覚えてはいかがでしょうか。
本日ご参加いただいた部員さんはその場で「しずおかアプリ部チーム」に参加いただきました。
本日参加されていない部員さんには、改めてご案内させていただきます。
しずおかアプリ部のSlack名は、
shizuapp.slack.com
になります。
・雑談
・Unity5.5がリリースされた
パーティクルや、アニメーションの管理、スプラッシュスクリーンをGUI上で設定など、
さらに使いやすいゲームエンジンに進化。
・部員さんがOculusTouchを予約したので、次回のアプリ部にお持ちいただけるかも
・AutoDeskのCadツール「fusion360」が個人では無料利用可能