■タイトル##
第33回
■開催日##
2017年1月28日(土) 16:00~18:00
■参加者##
6名
■活動内容(概要)##
・菅原プレゼン「Unityはじめるよ ~IKを使ってアニメーションをコントロール~」
・部員さんプレゼン「フリーCADソフトFusion360の紹介」
・部員さん 開発中のVRゲームについての途中経過を発表
・告知・雑談・VR体験
■活動内容(詳細)##
【実演・プレゼン】
・菅原プレゼン「Unityはじめるよ ~IKを使ってアニメーションをコントロール~」
IK(インバースキネマティクス)という手法を用いて、
アニメーション中のキャラの体の一部を別のアニメーションをさせる方法を解説。
IKで何ができるかというと
・階段登る時に足䛾位置がしっかり段差に乗る
・ハシゴを登る時に両手両足ともしっかりハシゴを掴む
・坂道䛾角度に合わせて自然に足首䛾向きを変えられる
など、アニメーションに地形等の影響を与えることができる。
※ただしHumanoidのみ
今回はMecanimのおさらいをしながら、「壁に近づくと手すりに手を置きながら歩く」体験を行った。
AnimatorウィンドウでLayerのIKPassを有効にし、
スクリプトで、IKの重み(適用度)と、目標(位置、回転)の設定をするだけ。
※Animatorスクリプトに設定用のメソッドが用意されている。
非常に簡単に利用できる。
ただし、自然な動作に見せるためには、それなりの工夫が必要。

資料:第33回_プレゼン資料(~IKを使ってアニメーションをコントロール~).pdf
プロジェクト一式:ik.zip
・部員さんプレゼン「フリーCADソフトFusion360の紹介」
Fusion360はAutodesk社の3DCADソフト。
30日間の無料体験版があり、非営利目的であれば30日後も無料で使用できる。
・ソリッドモデリングやパラメトリックモデリングに加えフリーフォームモデリングも可能。
・様々な3Dデータファイルの取込みと変換機能
・クラウドサービスによるデータの共有
・履歴管理や2D図面への出力
・アセンブリ機能やレンダリング機能
・応力解析や熱解析などの各種シミュレーション
・CAM機能
本来なら何十万円もするソフトがフリーで使える!!
作ったデータを「DMM.Make」などの3Dプリント業者に発注すれば、
モデリングしたデータから、現実のモノを作ることができる。
資料:第33回_プレゼン資料(~Fusion360の紹介~).pdf
部員さん 開発中のVRゲームについての途中経過を発表
制作中のVRゲーム(ハードもソフトも自作!)の途中経過を発表&体験をしてもらいました。
ハードの進化
・椅子の回転対応
・衝撃を受けた時の椅子の振動
ソフトの進化
・着座後のスタート時に自動でセンサーの補正を行うように。
・ステージのギミックの追加
・エフェクトの追加
・操作性の向上
など、
前回からパワーアップしています。
毎回体験していますが、着実に操作性が向上していると感じました。
初心者向け対応と、細かいバグ修正が今後の課題です。

・告知・雑談・VR体験
・Google翻訳のリアルタイムカメラ翻訳が面白い
・Panasonicのミラーレス一眼GH5が熱い
・ゲーミングPC市場規模が3兆円超え
・コアラのマーチのの絵柄を消すマシンが面白い
・歯車シミュレーションソフトの機能が驚き
・2/18に島田で行われる「Shizuoka.py(pythonの勉強会)」で部員さんが数学の歴史についてプレゼンをします。
・OculusTouchとPSVRの体験をしました
菅原はOculusTouchを初めて体験したのですが、こんなにスゴイとは思ってもいませんでした。
その空間の中にいる感がハンパないです。画面の中の手と現実の手が完全に連動していて違和感なし。
立ったり座ったりや多少の移動は完全にリンクするので、酔いやすい体質なのに酔いませんでした。
PSVRではバイオハザードの体験版をプレイしました。
グラフィックがリアルで綺麗なため、今までのゲームでは体験したことのない怖さを感じました。
ゲームの特性上、自分の動きとゲーム内での移動が完全にリンクしないので、少し酔いやすく長時間プレイは私には厳しいかも。
ただ、この恐怖体験は是非皆さんにもしてもらいたいです。