■タイトル##
第29回
■開催日##
2016年11月19日(土) 16:00~18:00
■参加者##
9名
■活動内容(概要)##
・菅原プレゼン「Unityはじめるよ~NavMesh応用~」
・部員さんプレゼン「Gitでバージョン管理~リベース編~」
・部員さんプレゼン「リバーシを作ってみた」
・部員さん提供「PS4ProによるVR体験&OculusRiftによるVR体験」
・雑談
■活動内容(詳細)##
【実演・プレゼン】
・菅原プレゼン「Unityはじめるよ~NavMesh応用~」
前回のプレゼンで解決できなかった、オフメッシュリンクにまつわる問題の調査結果を発表。
・オフメッシュリンク間を不自然な動きで移動してしまう問題
スクリプトを使って解決する。
手順
1、自動でオフメッシュリンクを超えないように NavMeshAgentの設定を変更する
2、NavMeshAgentがオフメッシュリンクにたどり着いたか調べる
3、NavMeshAgentからオフメッシュの始点と終点情報を受け取り、
スクリプトでオフメッシュリンクの終点まで移動
4、NavMeshAgentにオフメッシュリンクを超えたことを通知
手順3の移動処理に関しては、ゲームごと異なる実装になる。
・オフメッシュリンクを自動で作成した場合、飛び乗るオフメッシュリンクが作成されない問題
結論:手動で作るしかない。
自動でオフメッシュリンクを作成するGeneratedOffMeshLinksの設定項目「JumpDistance」は
飛び乗る高さを表しているものではなく 飛び越える距離を表すプロパティでした。
資料:第29回_プレゼン資料(Unityはじめるよ~NavMesh応用~).pdf
プロジェクト一式:NavMeshTest(応用編2)完成版.zip
**・部員さんプレゼン「Gitでバージョン管理~リベース編~」**
今回の目的1 「リベースを覚える」
リベースとは、
最新に対して再コミット (rebase) すること。
自分のブランチで行ったコミットを、別のブランチ(任意のコミット地点)に対して全てコミットし直す。
複数ブランチで運用中の履歴がキレイになる。
今回の目的2 「競合の解決」
リベースやマージを行った際に、他人と同じ箇所を変更してコミットし合った場合に競合がおこる。
どちらの変更を適用するか、または手動で編集して競合を解決する必要がある。
同じファイルを同時に変更しない予防が大切。
今回は部員が体験する部分が多く、やりごたえのある内容でした。
やはり「見る・聞く」だけより「体験」した方が覚えやすいですね。
資料:第30回_プレゼン資料(Gitでバージョン管理~リベース編~).pdf
プロジェクト一式:Git_Rebase.zip
・部員さんプレゼン「リバーシを作ってみた」
スクラッチで作ったリバーシについて。
CPUの手をAIで実現。
AIとして有名なのが、
・ディープラーニング
・先読み
・評価
という方法がある。
今回は評価という方法を実装。
盤面上に得点をつけ、その手を打った場合の得点を計算し、一番高得点になる手を選択するという方法。
一手しか読まないので強いAIにはならないが、リバーシ初心者なら良い勝負ができる。
これをスクラッチで実装してしまうのだからスゴイ。
資料:第29回_プレゼン資料(リバーシを作ってみた).pdf
**・部員さん提供「PS4ProによるVR体験&OculusRiftによるVR体験」**
「PS4Pro + PSVR」 と 「PC + OculusRift」の2種類のVRを体験
PS4Proでは性能が上がった分、よりリアルなVR体験を提供。
Kitchenというホラーゲームは本当に怖い。
体験者にしかわからないが、その世界に入り込む没入感がすごい。
Oculusの方ではミクラスという初音ミクを眺めるVR体験。
製作者が1年以上かけて仕上げたミクだけあって、非常に高精細で綺麗なモデルだった。
そこにいる感は圧倒的。