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行ごとに要素の割合を計算する(python,R)

Last updated at Posted at 2018-03-27

#行ごとに要素の割合を計算する(python,R)

はじめに

初投稿です。

独学でpythonとR両方習得する必要があったため、
実業務で使う処理を、
python,Rそれぞれでまとめてみました。
(おすすめの書き方/別解などあれば、是非教えてください!)

テーマ

今回のテーマは、考え方はシンプルなものの、なぜか個人的に毎回悩んでしまう、
データフレームに対して、行ごとに要素の割合を計算する
コードになります。

excelやtableau等での加工ももちろん可能ですが、
加工の手順をコードとして残せるメリットもあると考え、このテーマにしました。

本題

以下のデータフレームを例に挙げます。
(indexのid列は、イメージのために付けており、コードでは省略しています)

id a b c
d 1 11 21
e 2 12 22
f 3 13 23

各行の合計を1とした際の、a,b,c各要素の割合を出すためのコードです。
(使用例: id=dにおけるaの割合を、id=e,fにおけるaの割合と比較したい など)

実際に業務で集計するデータには、
idや属性など、要素に含めたくないものが付くことも多いかと思いますが、
今回はシンプルに、全て要素として扱う前提で進めます。

コード

pythonの場合(pandas)

code
import pandas as pd
# データフレーム作成
df = pd.DataFrame({'a':[1,2,3],'b':[11,12,13],'c':[21,22,23]})

# 行ごとに計算
df_kekka = df.apply(lambda x:x/sum(x),axis=1)
結果
a	b	c
0.030303	0.333333	0.636364
0.055556	0.333333	0.611111
0.076923	0.333333	0.589744

Rの場合

code
# データフレーム作成
df <- data.frame(a=c(1:3),b=c(11:13),c=c(21:23))

# 計算
data.frame(df/rowSums(df))

code_別案
#library(purrr)でも。magrittr(の%>%)をよく使うため、まるっと
library(tidyverse)

# データフレーム作成
df <- data.frame(a=c(1:3),b=c(11:13),c=c(21:23))

# 計算 繰り返し処理のイメージに近くなる
df %>%
  map_df(~.x/rowSums(df))
結果
a	b	c
0.03030303	0.3333333	0.6363636
0.05555556	0.3333333	0.6111111
0.07692308	0.3333333	0.5897436

終わりに

すごくシンプルな内容ですが、少しでも実務にお役立ちできれば嬉しいです。
ありがとうございました!

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