授業の関係で、先日盛岡で開催された enPiT BizSysD分野のワークショップに参加させていただきました。この記事はその体験記になります。
参加したよ
ワークショップは2023年2月21日。大学の出張という名目で向かったのは岩手県立大学アイーナキャンパスで行われました。全国のBizSysD連携校代表14チームのうちの一つ「判断が遅い!ズ(仮)」のPOとして参加しました。
ここだけの話チームメンバー4人が対面で会うのは今回が初めてでした。出張代を出してくれた方本当にありがとうございました!
ポスターセッションを行ったり合間でプレゼンテーションを教員の前で行いながら楽しいひと時を過ごしました。
気づいたことたち
同じBizSysD分野の授業を受けつつも全く交流がなかった大学の人々と関わることができとても刺激的でした。特に以下の2点が興味深かったです。
進め方はかなり異なるものの、大事だと学んだことは似ている
本当に同じBizSysD分野だったのかと疑うほど各大学での取り組みは異なっていました。実際の開発期間や手法についても、週2回3時間の授業内の大学もあれば、授業として明確に定めない大学もありました。
そのため開発の工夫についても「全員でモブプロを行う」「機能ごとに分担して実装する」など正反対の工夫を行っていることも珍しくありませんでした。
一方、チーム開発を通して大事だと学んだことはとても似ていました。セッションの最後でお互いの学びを共有する時間があり、どのチームも口を揃えて認識をあわせる難しさについて言及していました。それが顧客との認識合わせであればレビューの難しさであったり、日程の認識合わせであれば進捗管理の難しさであったりするのかなと感じました。
プロダクトの多様性
作ったプロダクトも全く違いました。
アプリの種類としても、モバイルアプリやWebアプリ、中にはIoTを利用しているチームもありました。
またプロダクトを通して外部の企業や自治体と連携をしているチームも見受けられました。授業の一環でやり取りを行ったり、中には自ら企業を尋ねるチームもいたり、とても刺激的でした。またそうした外部のステークホールダーが絡むことでプロダクトの完成度や要望も視点が全然違うものが得られているように感じとても興味深かったです。
総じて
何より北は北海道、南は沖縄に至るまで全国の同世代と対面でお互いのプロダクトについて話せたことはとても良い経験となりました!本当にありがとうございました!!