概要
D言語あてに、目的に応じていろんな方法で寄付できる
- Flipcause:一般寄付
- Flipcause:人的資源 ※D言語くんシャツもらえる
- Flipcause:指名手配バグ
- OpenCollective:一般寄付 ※D言語くんシャツもらえる
- Zazzle:D言語ショップ
- ほかにもPayPalやsmile.amazon.comなどでも寄付できる
はじめに
先日、トップバッカーズにランクインしたらしいのでこの記事を書きます。
In December, 11 backers joined (@algolia, @mono_shoo, @outlandkarasu, +8) - you are the best! 🙌
— DLang Newsfeed (@dlang_ng) January 1, 2020
We received $228 from 16 backers. Our current balance is $5,001.
Top backers: @SymmetryInvest, @3D_Immortal, @mono_shoo
Thank you! 🙏https://t.co/WDLcABiCf1
ありがとうってそれはこっちのセリフですよ!ありがとう!D言語いつもありがとう!!D言語から学んだすべてのことは、私にとって人生において最も重要な資源です!
そんなありがとうを伝える仕組みの一つとして、D言語に寄付をする仕組みがあるので紹介いたします。
(公式)寄付について - https://dlang.org/foundation/donate.html
D言語の推進に寄与する非営利団体として「D言語財団(The D Language Foundation)」という団体があります。寄付はこの団体に対して行います。
D言語財団は以下のようなことをしています。
- 知財管理
- リソース管理
- 奨学金などのスポンサー
- カンファレンスの開催
- 公式HPなどのサーバー等ハードウェアコストの支払い
- GSoCの登録団体
Flipcause経由
Flipcauseでは、手数料として5~10%が接収されます。過去に私が寄付した場合ですと、$60寄付する場合では、手数料込みで$63.24が必要になりました。
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一般寄付
D言語を最先端にするための重要プロジェクトへの投資や、オンラインサービスへの課金などに充てられます。
以下のいずれかに合致した人は寄付するといいでしょう。- なんか猛烈にD言語にありがたみを感じた。私です。
- D言語がなくなったら生きていけない。私です。
- 毎月ソシャゲのガチャに消える石(隠語)を思ったらその1/10くらいは投資していいんじゃないのか?って思った。私です。
- 特定のキャンペーンへ寄付
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人的資源への寄付 - Human Resource Fund for D Ecosystem Tasks
D言語では、だれもやりたがらないけれども非常に重要なエコシステムの整備など、多くのやらねばならないタスクが存在します。これらは人にお金を支払って整備を依頼するケースがあります。このキャンペーンではそのために利用される寄付を募っています。
具体的には以下のようなことを思ったらこちらをポチりましょう。- dubのバグを踏んだので誰かに解決してほしい。私です。
- dubに機能不足を感じてつらいので誰かがんばって。私です。
- リッチなIDEが欲しいので誰か作って。私です。
- AndroidやiOSへのサポートが欲しいので誰かやって。私です。
- DIPの実装を特進してほしいので誰か進めて。私です。
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D言語カンファレンス2019 - HR Fund Donations for DConf 2019 T-shirt
https://dlang.org/blog/2019/06/23/dconf-t-shirts-and-the-human-resource-fund/
DConf 2019のために尽力してくれた方々を労うための寄付です。この寄付では、$60以上の寄付でイベントで余った分のDConf 2019のロゴが入ったTシャツがもらえます。私はMサイズをもらいましたが、割としっかりした生地の、すそがちょっと長めのシャツでした。 -
指名手配バグ
https://dlang.org/blog/2019/08/17/bug-bounties-have-arrived/
D言語のエコシステムのいくつかのバグは指名手配されています。賞金稼ぎの皆様はこれらのバグ狩りをすることで報酬を得ることができます。このキャンペーンでは、その報酬源として寄付を充てることができます。
私が浅草でMike Parkerさん、Atila Nevesさんと会ったときに話題になったバグを登録してもらったのがこちら
たぶんMike Parkerさんあたりに直談判すれば、直してほしい既存のバグを賞金首にすることもできると思います。
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人的資源への寄付 - Human Resource Fund for D Ecosystem Tasks
OpenCollective経由
Flipcauseの一般寄付と同様の寄付を、OpenCollective経由で行うことができます。
OpenCollectiveでは、手数料が10~20%ほど接収されます。金額が大きいほど手数料の割合も小さいです。
smile.amazon.com経由
AmazonSmileで商品を購入することでも、寄付を行うことができます。
"D Language Foundation"を選んでくださいとのこと。
AmazonSmileに関してはこちらの記事を参照(GIGAZINE)
PayPal経由
以下のリンクから、黄色のDonateボタンを押下することで、PayPalを使って寄付することもできるようです。
https://dlang.org/foundation/donate.html
D言語ショップ - The DLang Swag Emporium
D言語のグッズを直接購入することでD言語を支援することもできます。
※ここではD言語くんTシャツは購入できません。Dロケットのステッカーやマグカップなどが入手可能です。
D言語くんシャツについて
OpenCollectiveまたは、Flipcauseの人的リソースへの寄付にて年間$200の寄付(Personal Sponser)または、単発で$100の寄付(Gold Donor)で入手できます。
条件を満たしたら、Mike Parkerさんにメールを出すことで入手できると思います。
私は2019/5ごろから寄付を開始したので、2020/5ごろにはPersonal Sponserになると思います。そうなったらメールを出すつもりです。届いたら毎日抱いて寝ます。うれしい時も悲しい時もD言語くんと一緒です。
https://opencollective.com/dlang/updates/donor-t-shirts
https://dlang.org/blog/2019/06/23/dconf-t-shirts-and-the-human-resource-fund/ (後半)
さいごに
こうしてみるとFlipcauseのほうがOpenCollectiveより手数料安くないです?いろんなキャンペーンやってて何に使われるかも透明性が高い。どっちがいいか吟味せずに何となくでOpenCollective選んじゃいましたが、月額課金毎月の寄付をするなら、Flipcauseのほうがいいかもしれませんね。