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一年プログラマをやれば今の自分とは比べ物にならないぐらい成長していると過信していた自分を殴りたい

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この記事は未経験からSESとしてプログラマーになったやつがこれまで何をしてきたかを振り返るものです

これまでの経歴
・高卒(地元の普通科高校)
・プログラミングスクールに通ったことはない
・プログラミングのプの字も知らない奴が独学してSES会社に入社した
実務経験は10ヶ月程
その半年はほぼテストを担当していた経歴になります。
こんな奴でもプログラマーとして食っていけてます。プログラマーとして名乗るのが恥ずかしいぐらい自分はスキルはないですが。

内定が決まってから入社まで【2019年2月〜5月】
2019年の5月に上京してきて、未経験OKで研修3ヶ月でプログラマーになれるというありふれたSES会社に内定が決まった。
これで自分もプログラマーになれるとキラキラした感情だけがあった。この後、SESとして現場に常駐して、精神を病むことになるとは思いもしなかった。
入社前に進めておいてと言われた研修内容のHTML,CSS,JQueryを調べながらなんとか進めていた。

入社後から研修期間の3ヶ月間【2019年5月〜7月】
正直、楽しくて仕方なかった。
研修内容は今思うとフロントは特に内容が薄かった。JQueryで動的なUI、Ajaxを導入して実装するぐらいだった。今の研修はどうか知らんが。
サーバーサイドがとにかく楽しかった。
Laravelを使って実装するんだけど、エラーが出ていたりして、全く進まないこともあった。それでも今振り返っても楽しかった。
研修期間のスケジュールは
10:00〜19:00 会社に出社して研修を進める。
19:20 帰宅
20:00〜就寝時刻まで研修
空いてる時間は全て研修にあてていた。
休憩なんて取った記憶がない。お昼食べながらとにかくプログラミングしていた。
同期に「バケモンだな」って言われたことがあったけど、自分では普通だと思っていた。
その同期は「平日研修しているのに休日までプログラミングしたくない」と言っていて、驚いた。
結局彼は研修が終わらないまま、現場に出ることになった。当然かもしれないが、研修が終わらなくて現場で活躍している人を聞いたことがない

研修3ヶ月目になると案件に参画するための面談対策があった。
自分のスキルシートが渡され、みてみると
実務経験2年
スキルシートが完璧に盛られている。でもこれが普通だと思っていた。ほんとおかしな話だが

1件目の現場【2019年8月〜2020年1月】
今までの現場の中で一番辛かった現場である。
プロジェクトがぱんぱんで、全く回っていないのに、上司が次々とプロジェクトをとってくる。正直炎上していたと思う。
同時に参画した女性プログラマがその月に辞めていったので、やっぱこの現場は最悪だったなと思う。
書かれているコードが全く読めないのだ。そのコードはZendで書かれていたのだが、全く自分の中でつながらない。
簡単な修正すら何日もかかった。
そして、その現場のメンバーの1人の女性にものすごく冷たくあたられることになる。
同じ空間にいるのに私に聞こえるように
「コードのマージすらできないんですよ!」とインフラ担当の男性に愚痴っていた。
今書いていても辛くなる。
あるとき、帰りのホームでいつのまにか泣いていた。
もう限界だった。何度死のうと思ったことか。
営業に現場を変えて欲しいと相談しても
「契約期間があるから無理」
「契約期限が近づいてきたら考えよう」という返事があった。
もう無理だって言っているのに、「考えよう」なんだ。現場を変えてくれるように動いてくれようとすらしないのかこの会社はと思った。このとき、自分の中の会社に対する不信感が募って、辞めようとおもった瞬間だった。
でも幸いなことに現場のほうから契約を終了するという返事が返ってきた。
やっとこの地獄から抜け出せると思った。

2件目の現場【2020年2月~5月】
ここでは一番感謝している現場である。
最終的に現場から4ヶ月で契約を切られることになるがこれは完全に自分が悪く、仕事の進め方において積極的に動かず自分に与えられたタスクしか考えずに仕事をしていたからだ。
でもここで初めて自分でもプログラミングで今発生している問題を解決する力があるんだという機会を与えてくれた現場だったし、学ぶことがものすごく多かった。
問題はこの後の待機期間である

待機期間【2020年6月〜8月】
コロナの関係で案件が少なくなって面談を組めないという営業の言い訳を聞きながら、自己学習を進めていた。
最初は早く現場に入りたい気持ちでいた。すぐに現場も決まるとたかを括っていた。
だんだんそうではないと気づいたのが待機して2ヶ月目の7月。その間に面談したのがたったの2件。
そんな中、待機期間が長くなってくると自分の中で**「このまま現場に出て仕事したくない」**という気持ちに変わっていった。
プログラマーとして仕事することに完全に自信がなくなった。
そして待機期間3ヶ月目の8月に入る。
このまま現場が決まらずにいても自分にとって良くないけど、自分じゃどうにもできないしどうしようと思っていたところに面談が入った。面談の手応えは全くなかったので、営業から連絡がきたらこのまま辞めようと思っていた。
そんなときに営業から電話で
「面談の結果OKだったよ」
...マジか、辞められなくなった。そして今その現場で仕事して1週間が経つ

終わりに
こんなプログラマーもいるんだよと知って欲しくてこの記事を書きました。
周りより自分のスキルが劣っていると感じてもあまり落ち込まないでください。その分学ぶことが多いので自分のスキルアップにつながります。
そうは言っても落ち込むものは落ち込むのが人間ですからね。
そんなときは美味しいものを食べて、お風呂に入って、すぐ寝ましょう。すっきりしますよ。
この記事を読んでこいつよりはマシだな、明日も頑張ろうなんて思ってくれたら嬉しいです。

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