この間、K8Sの環境を作るため、VirtualboxでデフォルトのHDD容量(25GB)を使った
PODの数が増えてるにつれて、容量が足りなくなりました
(mysql, phpmyadmin , test用のphpプログラムのみ...)
この状況になるのも仕方ないですが、再インストールも嫌だし、今回、LVMの拡張をやってみようと思います
まずは、設定でHDDを新規追加します。
設定が無事に終われば、下記のように新しいHDDが見えます、ここで、chooseを押してください
この画面で、HARD DISKがSATA Port1かどうかを確認してください、
SATA Port1なら、ubuntuでこのHDDは/dev/sdbになります
そのあと、ubuntuを実行して、rootの権限でlvmを拡張します
一応簡単でLVMの構成を説明します、LVMの構成はPV,PE,VG、LVがあります
PV:
実在のHDDやパーティションと意味する
PE:
Filesystemのblockに等しいものですが、需要がないなら分からなくても大丈夫だと思います。
VG:
実在のHDD(PV)をグループ化する。
ちょっとわかりにくいと思いますが、例えば、HDDが十個ある場合、中の3つを/homeにする、他の7つは/databaseにする場合、VGでグループを作らないと設定は進めないです。
なぜかというと、パソコンにとってHddは一つ一つ独立している存在の訳です。VGでグループを作れば、その3つを一つにすることができます。
LV:
VGの設定が終われば、LVはHDDのパーティション分割と同じです。(ubuntuインストールするときの分割と同じ)
では、設定を行います
fdisk /dev/sdb ▶ p で、追加したHDDが見えます。
t ▶ 1 ▶8e (このパーティションのfilesystemをLVMに設定する)
最後、w で書き込みます。
今回、拡張のため、vgextend を使います
vgextend ubuntu-vg /dev/sdb1
(/dev/sdb1をubuntu-vgにつけます)
lvextend -l +100%FREE /dev/ubuntu-vg/ubuntu-lv
(古いubuntu-lvを拡張します)
最後,filesystem を resizeする
sudo resize2fs /dev/ubuntu-vg/ubuntu-lv