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ゲームQAという仕事の伝え方を個人的に考えてみた

Last updated at Posted at 2018-12-07

はじめに

 師走のこの時期、忘年会などで普段関わりが薄い人との交流が増える傾向にあるかと思います。そんな中、自分のお仕事について人に説明することの難しさ、というのを実感しています。思いの外サクッと理解してもらえる人と「QA?て、テスト?」と腑に落ちていない人とで
別れている印象です。

 これは別にゲームQAに限った話ではないかと思いますが、やはり自分の職業を正しく伝えられない、というのは寂しいもの。何より、そんな自分に歯がゆさを感じます。

 というわけで、ゲームQAという仕事はどう伝えればいいのか、というのを、自分が過去対面した2パターンをベースに考えていこうかと思います。

※今回の記事は、言ってしまえばゲームQAとは直接関わりもなければ技術的なテーマでもないです。

1. QAをそもそも知らないパターン

よくある回答: 「え、QAってなんですか? 」
・そもそもQA、そして品質保証という職業を認知されていない可能性が高い
・詳しく説明をするよりも魅力や要素をキーメッセージ的にお伝えするのが良さそう

 QAという仕事を知らないというパターン。実際に自分が遭遇した際、当時は「QAは品質保証でテストすること」というものすごい粗い説明をするか、事細かに説明をしすぎてドン引きされるかのどちらかでした。
 いま振り返ってみると、業界に興味を持ってもらえるきっかけを自分で潰していた印象です。少なくとも「それはなんですか」という返答をいただいているのでしたら、興味を持ってもらえている状況のはずです。

 その時に求められる回答は、その職業の魅力を伝えられることが重要かと思われます。今であれば「商品の品質に問題ないかをチェックする仕事」というより「商品をチェックしてユーザーの皆様に安心してお使いいただけるかを確認する仕事」などお伝えできるかなと思います。

2. 知ってはいるけど知識が偏っているパターン

よくある回答: 「バグを出すお仕事」「ゲームを好きなだけ遊べる」
・まずその人の誤解を解く必要があるが伝え方に注意したい
・部分的に合っている所があればそこを尊重しつつ正しい情報を伝えると良さそう(人によりますが)

 最も遭遇率が多いのがこのパターンな印象です。間違っていない部分もありつつも、情報が偏っていたり、曲解していたりする場合です。ただし、間違いの訂正のみを行おうとするとそれはそれでこじれるか、全体的に話が長くなってしまう場合も…。
 もし今こういう場面にあったなら、相手の意見を踏まえて返答を考えたほうがよい事が多いです。いずれも仕事の魅力を伝えることをベースにはしつつ、相手がざっくりとしか知らないなら補足をする、偏っているなら踏まえつつ訂正する、という方法が考えられます。例えばよくある回答をベースにするなら1つ目への返答は「バグを出すこと以外にも、それを未然に予防する等よりよいものを作れるようにするお仕事でもあるんですよ」、2つ目なら「流石に好きなだけってわけではないですけど、世に出る前のものを触ることができますね」など。
 ある程度知っている人については、人によってはここの例以外の回答の仕方を求められる場合もありますが、いずれも魅力を伝えるベースで考えるとうまくいくことが多い印象です。

まとめ

 個人の体験ベースにここまで書かせていただきました。その中からの振り返りとしては、職業の概要をさっくりとお伝えするだけでも勿論伝わるとは思います。が、これを機会に魅力を知ってもらうというところまで期待するならば、自分の職業の魅力、というところを知っておいて伝えることが必要かなと感じました。

 業界によって伝えるべき魅力というのは異なると思いますが、私も今一度自身の仕事の魅力、というものと振り返ってみようかと、改めて考える機会になりました。今後もゲームQAの仕事の魅力、というものを人に伝えられるよう、考えていきたです。

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