[!NOTE]
この記事は 2012/08/02 に momoto.github.io へ投稿した内容を Qiita へ移行してきたものです
デバイス管理ツール udev を使用している Linux システムで、USB 接続した Android 端末を検出できない場合、USBベンダーID ごとに udev ルールを加える必要があります。
例えば、USBベンダーID が 0bb4
になる HTC の端末を検出する場合、次の内容のファイルを 51-android.rules として /etc/udev/rules.d に追加します。
SUBSYSTEM=="usb", ATTR{idVendor}=="0bb4", MODE="0666", GROUP="plugdev"
各メーカーに対応する USBベンダーID は developer.android.com で確認することができます。
また、/etc/udev/rules.d は読み取り可能である必要があります。以下のコマンドは、すべてのユーザーに対してファイルの読み取りを許可します。
$ sudo chmod a+r /etc/udev/rules.d/51-android.rules
USB 接続した Android 端末を検出できているかどうかは、lsusb
または Android SDKに含まれる adb
コマンドで確認します。
$ lsusb
Bus 002 Device 008: ID 0bb4:0c8d High Tech Computer Corp. EVO 4G (debug)
$ ~/android-sdks/platform-tools/adb devices
List of devices attached
SHTBB106827 device
adb
から検出できるようになれば、Eclipse プラグイン ADT の「Device Chooser」からも同様に認識されるはずです。