[!NOTE]
この記事は 2013/06/23 に momoto.github.io へ投稿した内容を Qiita へ移行してきたものです
Debian 7.1.0 をインストールした手順の記録です。インストールメディアは debian-7.1.0-amd64-netinst.iso を使用しています。インターネットへ接続できる環境を前提にしています。
1. 言語、地域、キーボードの選択
インストーラで使用される言語とベースシステムに含める言語パッケージを選択します。この記事では日本語を選択してインストールをすすめます。
次に、地域を選択します。先に選択した言語に関連する地域にあらかじめ焦点があてられています。
続いて、キーボード配列を選択します。
2. ネットワークの設定
ホスト名を入力します。
ドメイン名を入力します。
3. ユーザとパスワードのセットアップ
rootのパスワードを入力します。確認のため入力は二度、必要です。
一般ユーザの名前を入力します。名前は次の画面でも入力しますが、ここで入力する名前はGUIのログイン画面等で表示されます。
続いて、ホームディレクトリのディレクトリ名にもなるユーザ名を入力します。前の画面で入力した名前よりも、使用出来る文字は制限されます。
一般ユーザのパスワードを入力します。rootのときと同様に入力は二度、必要です。
4. ディスクのパーティション分割
ディスクのパーティションを設定します。パーティション分割にはガイド(自動)で設定する方法と、手動で設定する方法があります。
パーティション分割をガイドで行うか、手動で行うかを選択します。ガイドで行う場合はさらに、LVMを設定するかどうか、LVMを設定する場合はLUKSによる暗号化を設定するかどうかを選択します。 この記事では「ガイド – ディスク全体を使う」でインストールを進めます。
パーティショニングの対象となるストレージデバイスを選択します。デバイスを正しく認識していれば、この画面の選択肢に現れているはずです。
ガイドに従ってパーティション構成を選択します。ここで選択できるものより複雑なパーティショニングが必要な場合は手動で設定しなければなりません。この記事では「すべてのファイルを1つのパーティションに」を選択してインストールをすすめます。
ここまでのパーティション設定を確認します。
ストレージデバイスに対する書込みの最後の確認です。書込みを行うとそれまで記録されていた情報は削除されますので、対象デバイスとパーティションをよく確かめて画面をすすめてください。
5. パッケージマネージャの設定
Debianアーカイブミラーをホストしている地域を選択します。「自国でさえ最適の選択とは限らない」とありますが、国内で利用する場合においては「日本」を選択するのが最も適当です。
選択した地域からミラーサーバを選択します。ftp.jp.debian.org と ftp.jaist.ac.jp については、管理者のブログが公開されています。
HTTPプロキシをつかう必要がある場合はプロキシ情報を入力します。必要ない場合は空のまま画面をすすめます。
Debian パッケージ利用調査へ参加するかどうかを選択します。この調査結果は Debian Popularity Contest で公開されています。
6. ソフトウェアの選択
ベースシステムと同時にインストールするソフトウェアスイートを選択します。ここで表示されるリストは tasksel によって抽象化された「タスク」です。 どのパッケージをインストールするか、を具体的に指定する必要がある場合(インストールしたいのはmysql-serverではなくpostgresqlである等)は、ここでは選択せずに、ベースシステムのインストール後にインストールします。
7. ブートローダのインストール
GRUBブートローダをインストールします。
8. インストールの完了
インストールが完了したら、システムを再起動します。