【Git】【Husky】削除したファイルをpre-commitの対象から除外する

前提

• GitHookとは
  Git hooks入門
• Huskyとは
  リントに便利な、開発者ツール「 husky 」🐶を使おう!

エラー内容

Huskyのpre-commitを使用して、コミット時にLintを実行するようにスクリプトを書いてます。
いつも通り、git add→git commitをしたらエラー発生しました。

ERROR: The file "app/Http/Controllers/HogeController.php" does not exist.

ファイルが存在しない、、？

削除したファイルをインデックスに上げた後pre-commitすると、削除したファイルに対してLintを走らせようとするのでエラーがでてしまうようです。

結論

git diffに「--diff-filter=d」オプションをつける。
--diff-filter=dは削除されたファイルを除外するオプションです。

.husky/pre-commit

#!/usr/bin/env sh
. "$(dirname -- "$0")/_/husky.sh"

# `--diff-filter=d`で削除されたファイルはpre-commitの対象から除外
if git diff --cached --name-only | grep '\.php'; then
    files=$(git diff --cached --name-only | grep '\.php')
    ./vendor/bin/sail composer lint $files && git add $files
fi

また、--diff-filter=Dにすると、削除したファイルのみ取得できるようフィルターをかけられるようです。