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MacBookとSDカードのみでRaspberry Piのルート直下を確認する

Last updated at Posted at 2020-10-17

学校の課題中に発生した問題?と結果について簡単にまとめました。
ターミナルのみでの操作になります。
備忘録も兼ねて書きました。

当記事の対象者

  • OSインストール済のラズパイ(SDカード)はあるが、それ自体を起動することはできない。
  • MacBookにmicroSDを接続するすべがある。
  • しかしラズパイのルート直下の内容を確認したい。

    • ルート直下=「var」「etc」「home」などが格納されている場所という認識でおねがします。
  • あくまで「内容の確認」だけであり、「内容の変更」はできなくて良い。

    • コピーは可能です。

環境

  • MacBook Pro 2017モデル (ver.10.15.7)
  • RaspbianOS (Buster ver.忘れた)

作業手順の確認

  • 基本的な流れとしては
    →SDカードをMacBookへ接続
    →自動的に読み込まれる「boot」をアンマウント
    →ext4を用いて「root」をマウント
    →見れる!!!

bootのアンマウント

  • diskutil list : bootのMac上での名前の確認 スクリーンショット 2020-10-17 16.17.28.png 僕の場合は「/dev/disk2」でSDが認識されています。
    アンマウントしたいのは「disk2s1(Windows_FAT_32 boot)」
    内容を確認したいのは「disk2s2(Linux)」ですね。
    読み込まれたときの名前は各自異なるため、それぞれ合わせてください。

  • diskutil umount disk2s1 : bootをアンマウント
    スクリーンショット 2020-10-17 16.32.16.png

ext4のインストール

  • brew update : brew(インストーラ)のアップデート
  • brew install cask : cask(homebrewの拡張版)のインストール
  • alias cask="brew cask" : 「cask=brew cask」と認識させるための設定
  • cask install osxfuse : osxfuse(ext4)のインストール

ルート直下をマウントする

  • sudo diskutil mount /dev/disk2s2 Desktop/mnt : マウント
    書式としては
  • sudo diskutil mount /dev/対象の名前 マウント先
    としてください。
    直後パスワードを求めらるため、Macのパスを入力してください。
    僕はデスクトップ上のmntというディレクトリを指定しました。

確認

各自指定したディレクトリを確認していただければ、マウントされたのが確認できると思います。

まとめ

今回はMacによるext4を用いたラズパイOSのルート直下のマウントをまとめました。
先にも述べましたが、この方法では書き込みはできません。
内容を確認したい、データだけMacに移したいという方は是非試してみてください。

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