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OOC2024に行ってみて

Last updated at Posted at 2024-04-02

はじめに

OOC2024(Object Oriented Conference)に初参加してきました。
このような講習を受ける場というのには初めての参加ですが、その感想を初心者ながらまとめていきたいと思います。

現実世界の事象から学ぶSOLID原則(ほりしょーさん)

ほりしょーさんの講義は、初心者の私にもわかりやすくSOLID原則を説明してくださってとても助かりました、とくに、現実世界の事象から学ぶSOLID原則というタイトルに基づいた説明で、説明自体も農場を基準とした説明でとてもわかりやすかったです。
ただ、SOLID原則の最後まで詳しく聞けなかったのは少し残念でした。
あと一時間続いていても退屈しないような内容だったため、その分貴重なお話をお聞きできなかったのは残念でした。

クソコード動画『カプセル化 Mk-II』で考える、上手くカプセル化できない理由(ミノ駆動さん)

ミノ駆動さんの説明はまず、カプセル化 Mk-II
の動画を披露してくださっていて、その動画の問題について話をなさってくださいました。
カプセル化というのも、単純にデータクラスにgetterをつければ良いという訳ではなく、オブジェクト指向よくできたな、と思っていても壊されてしまう原因について話してくださいました。
主な原因としては、状況により必要なデータ、不必要なデータが違うということだったり、予期しない変更が生じる、変化に弱いなどを挙げていました。
その中でもいちばん大事なのは目的であり、その目的のあり方について話していました。
私自身も、今後オブジェクト構成を考えるときには目的と手順の関係性を大事にしようと思いました。

オブジェクト指向宗教史(田中ひさてるさん)

田中ひさてるさんの講習自体はオンラインでも見たことありましたが、面白おかしく、楽しく説明してくださるので講義自体も退屈せず、今回は宗教に基づいた講習でしたが他のパターンもあるなら是非聞いてみたいなと思いました。

せっかくモデル図描くのなら、嬉しいことが多い方がいいよね!(久保秋 真さん)

久保秋さんの講義はタイトルと少し違って、モデル図の歴史のようなことを話されていました。
どのようなことが嬉しいのかというとお聞きしたかったので少し残念でしたが、歴史を知れたので良い勉強になったなと思いました。私自身もモデル図とまでは行きませんが図を書いてわかりやすく理解するようにしていることもあるので、是非astarさんのアプリも使用してみたいなと感じました。

設計の知識と技能で駆動するソフトウェア開発(増田 亭さん)

増田さんの講義では、難しい言葉が多く初心者の私には少し難しい講義でした。ですが、ポート&アダプタアーキテクチャの部分についての説明は図も着いていて説明もわかりやすかったため、私でも多少ですが理解できました。
もう少し勉強してまたこのスライドを見たらまた違う感想が浮かぶのだろうなと感じました。

オブジェクト指向は必要なのか(きしだ なおきさん)

きしだなおきさんの講義は、実際のコードを用いて説明される描写が多く、理解もしやすかった印象です。中でも一番面白かったのが、ほとんどのオブジェクト指向がソフトウェア工学でできているもの。という事実でした。
昔オブジェクト指向という言葉自体がすごい広まっていてホントはソフトウェア工学なのにその名前で本を出すと売れないから、オブジェクト指向という名前で売ってたといことに衝撃を受けました。
だからオブジェクト指向っていっても色々な考え方が存在するのかなと感じました。
他にもオブジェクト指向は継承プログラミングという話も他の人とは違った視点で話されていて聞いていて楽しかったです。

まとめ

今回このようなオフラインのカンファレンスイベントに参加するのは初めてで、初心者の私にとっては難しいことばかりなのかなと思っていたのですが、実際に参加してみるとそうでもなく、もちろん難しい言葉や理解ができないことはありましたが、初心者にも優しめなイベントだなと感じました。
他にもイベントブースに行ってみたのですが、予想以上の賑やかさがあり、色々と参加して見たかったのですが混み合っていてあまり参加できませんでした。ですがForkwellさんのおみくじで大吉(amazonカード5000円分)が当たりました!!
こんなこともあったので講義以外にも楽しめる場があり充実した一日になりました。
次回は4年後かもしれないとクロージングで聞いたのですが、4年後の成長した自分でまた参加してみたいなと思いました!!

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