とあるサイトで、エンジニアに向いていない理由が書かれていた。
たいてい、向き・不向きっていうのは好き・嫌いに言い直しできるのだけど
今回の場合、本当に向いていないなぁと思ったので書いてみた。
同じ悩み?を抱えてる人は、振り返ってみては。
プログラミング能力の問題
既存サービスの改修とかはできるが、1からサービスを立ち上げたり、基盤を作ることができない。
既存サービスであれば新規で画面や機能は作れます。
興味の問題
・言語などに興味がほとんどありません。
・インフラには全く興味がありません。なのでサーバがどうとか、ネットワーク構成図とか全然わかりません。
・開発よりはマーケティングや、サービスの企画・運営の方が面白そうと思っています。
IT業界の問題
主に開発言語になりますが、開発言語の進化?のスピードについていけない。
JSだったり、Frameworkだったり。
その他の問題
・Dockerの勉強会でみんな同じことやっているのに自分だけDockerが立ち上がらない
・Gitで度々問題を起こす(プルリクエストがなぜかいろんな人のブランチを巻き込んだ状態になったりする。)
・コマンドプロンプト/ターミナルが全然使えない(コマンド系が使えない)
仕事などの話をする場合、向いてる、向いてないの話をする場合、前提として「適している、ふさわしい」という意味で使うことが多いと思います。
でも、上記の場合、別の意味というか、そのままの意味で”向いていない”のだと思います。
2 関心・希望などの向かう方面や傾向
エンジニアとして仕事をしたいと思っているなら、上記の問題を解決しようと思って
行動をすると思うわけです。
それぞれ、個別にコメントしていきます。
- プログラミング能力の問題
- 基本的には、キャリアの問題で自分で、どの工程までたずさわるかの話なので、ぶっちゃけ全部できなくても良いとは思います。 が、新規に作れないようでは周りと比較して、かなり仕事に制限がでるはずです。
- 興味の問題
- 言語自体は解決するための道具なので興味を持つ必要はありません。とはいえ興味のあるなしでなく知識として持つ必要があります。
- インフラもキャリアに関わるので必須ではないですが、クラウド環境が整っていてInfrastructure as Code といわれる時代に知識が無いのはやはり厳しいですね。
- IT業界の問題
- エンジニアとして仕事をするなら、ついていかないとダメでしょう。 全部の開発言語を覚えろといっているわけでなく、仕事に必要なら対応できるようになりましょう。 なんでもかんでも一人でやるのでなくチーム・組織でやるなど工夫をするば良いと思います。
- その他の問題
- 想像ですが、全般的に知識不足が原因かと思います。 それに対して、勉強・対策しようとしないことが問題で、向いてる・向いてないの話を持ち出す時点で、 まさに”エンジニアとして関心がない”という意味の向いていないと感じます。
- たとえば、”ターミナルが使えない”のでなく、”使えるようになろうとしない”のでは? 仮に覚えられないという意味であっても自作のチートシート作るなど対応方法はあります。
そもそも、エンジニアとして、自分がどんな仕事をしていくのか?
が、定まっていないので、エンジニアとして(”関心・希望などの向かう方面”を)向いていないんじゃないかなぁ。
無理やりエンジニアをやりたいと思っていないと感じるなら、まずは
エンジニアをやりたいか?を今一度考えてみては、どうでしょうか。
追記 :Qiitaの中で良い記事ありましたのでリンクします。
自走できるようになれば、しばらくは「自分は向いていない」と思わないかなぁ。
教育フェーズのゴールは「自走できるエンジニア」
ちなみに、「わからない事を自分で調べて解決していくスキル」っていうのは、
独力で調べるって意味じゃなく、人に聞いてでも解決していくっていう
わからないことを放置しないってことを意味してるのだと思う。