エンジニアのキャリアと言われてどんな道が見えますでしょうか?
自分が死ぬまでの間のエンジニアのキャリアがはっきりしている人はなかなかいないと思います。
エンジニアのキャリアは未知の世界
技術革新によって、新しいエンジニアが生まれる。
例えば、AIエンジニアやクラウドエンジニアという職業は最近できましたし、COBOLエンジニアは近年はPythonエンジニアにその座を譲っています。
それはそのはずQiitaのメインターゲットであるITエンジニアという職業が主流になったのはここ30年から40年くらいです。
また、昔はwindows95が1995年なので、そのあたりでパソコンというのが消費者に認知されてきたぐらいです。
何が言いたいとエンジニアのキャリアはその時代で変わってくるということです。エンジニアのキャリアは未知であるということです。
キャリアを作る必要はあるのか
そう考えると、キャリアを作る必要はあるのかという疑問が湧いてきます。
結論としては、作っておいて損は無いですが、あまりこだわりすぎなくていいと思います。
こだわりすぎるとキャリアの修正が効かなくなって、後戻りできなくなってしまうからです。
エンジニアのキャリア
キャリア名 | キャリア内容 |
---|---|
フロントエンドエンジニア | ユーザーが直接触れるインターフェースの開発を担当します。基本的にはホームページなどのデザインやコーディング、ディレクションなどを実施します。HTML、CSS、JavaScriptなどの技術を使用します。 |
バックエンドエンジニア | サーバーサイドやネットワークの構築を担当します。サーバやデータベースネットワークの構築、管理やバックエンド側のアプリ、APIの開発などを行います。Python、Java、Rubyなどの言語を使用します。 |
フルスタックエンジニア | フロントエンドとバックエンドの両方の開発を担当します。Vmwareなどの仮想環境やクラウドの上でバックエンドの構築が可能となったため対応が可能となってきました。広範な技術スキルが必要です。 |
データサイエンティスト | データの収集、分析、解釈を行い、ビジネスの意思決定に貢献します。Python、R、SQLなどの言語と、統計学や機械学習の知識が必要です。AIなどの学習なども実施したりします。 |
データエンジニア | 大量のデータを管理し、データパイプラインを構築します。OracleやSQLなどのデータベースの知識と、Python、Java、Scalaなどの言語を使用します。 |
DevOpsエンジニア | 開発と運用の間の連携をする役割を果たします。DevOpsツールや自動化ツールを使用して、ソフトウェアのリリースと運用を効率化します。 |
セキュリティエンジニア | システムのセキュリティを確保します。ウィルス検知や侵入検知システムの構築、管理やセキュリティポリシーの整理やセキュリティの評価などを行います。 |
時代にあったスキルを身につけるべきか
では、未知の時代だから時代にあったスキルを身につけるべきかというと、身につけておいた方が良いけど、あまり深入りしすぎない方がいいと思います。
一つのスキルをある程度できるようになって、つまみ食いしながらぐらいの感覚でいいかなと思います。
つまみ食いをしていくにつれて段々広く深く身についていくと思います。
エンジニアのスキル
とはいえエンジニアのスキルにどんなものがあるのかわからないとスキルの身につけようがないのでまとめてみました。
エンジニアのコアスキル
スキル名 | スキル内容 |
---|---|
プログラミング | 一つ以上のプログラミング言語(例:Python、Java、C++など)を使ってソフトウェアをプログラミングする能力 |
データベース管理 | SQLなどのデータベース言語を使ってデータの保存、取得、更新、削除を行いデータベースを構築する能力 |
バージョン管理 | Gitなどのバージョン管理システムを使ってコードの変更履歴を管理する能力 |
テスト設計 | ユニット(単体)テスト、統合テスト、システム(総合)テストなどを設計し、ソフトウェアの品質を確保する能力 |
デバッグ対応 | ソフトウェアのエラーを特定し、修正する能力 |
問題解決 | 複雑な問題を解決するための論理的思考と分析、解決のための実行能力 |
コミュニケーション | チームメンバーやステークホルダーと効果的にコミュニケーションを取る能力 |
プロジェクト管理 | プロジェクトのスケジュール管理、タスク管理、リソース管理、リスク管理などを行う能力 |
ドキュメント作成能力 | 要件定義書、基本設計書、詳細設計書、手順書、マニュアルなどのドキュメントを作成する能力 |
一旦最後に
エンジニアのキャリアについて考えてみました。普段考えないので言語化することで自分の中で整理できてよかったです。
将来に不安があるのは、自分のキャリアをどう歩めばいいのか見えないことが一番の理由だと思います。エンジニアという未知の職業の中少しでも前を照らすことができたら嬉しいです。