9
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

これから、AIやML・データサイエンティストのスクール講座を受講される方へ

Last updated at Posted at 2021-01-02

初めまして、ももちゃんのパパです。

タイトルがいきなり偉そうな事言いやがってと言われそうですが、今まで某スクールで200名以上教えてきました。
Python,AI(じゃなくてMLなんだけど。。。)、DataScience、Blockchain(Solidity)と、幅広くメンターとして
教師ではなくこれから同じ業界で働いてくれる仲間を増やせるんだと意気込みを持って、最初は転職活動中でしたが、仕事が決まってからは
仕事の合間にメンターとして(講師とか教師とかではなく、敢えて言うなら新人の方に仕事が出来るようになるために
他のことも色々と相談に載ったり)活動してきました。これが、日本が遅れていると言われているところを変えられるんだ!!
と意気込んで、仕事を後回しにして(徹夜になりますが。。。(笑))力を注いできました。

2021年でスクールでのメンター活動は辞めます

理由は
1.コースを受けた人が転職なり就職なり出来ていないこと=理解出来ていない、使えない事実を知った
2.メンターが、環境構築すらできない(環境が壊れたから作り直せ=今までの結果は、全て消えることを平気で言う)

スクール運営されている側は、「出ているじゃないか」「出来ているじゃないか」と言うでしょう。
事実は事実。実現は、変えられません。今まで、沢山の事例とヘルプも受けました。そんなことも知らないの?と
愕然としたことも何度もありました。私は、合う人とは話すタイプ(逆に、初めての方は苦手だけど、打ち解けるのは早いです。
弄られるのが仕事?(笑)みたいなものなので)で、相手の将来を思いすぎて厳しいことを言いすぎたり、
相手が適当なら適当に合わせて来ました(適当な奴に真剣にやる必要ある?)。

何故知ったか。これは、皮肉にも受講生の方からのフィードバックでした(スクールも予測していなかったでしょうね)。
同じスクール出身者が同じスクールでデータサイエンスを学んだその道のプロが面接する機会があったそうです。
(面接する側が、私の受講生だった方で、私も数学では到底及ばない方でPythonでのデータサイエンスを学びに来られていました)
面接も進み、話していてペイズ統計がとか、シミュレーションとか、色々話しが出たそうです。でも、その方はこう仰ったそうです。

「それ、データサイエンティストじゃないよ」

これで、面接は終わりになりました。こ
Pythonでプログラム作れるとか、データサイエンスの理論(ベイズ統計とか)の課題を早々に解いても、
試験と同じで、正解です。しかし、現場で必要な人は、データを理解している人なのです。
最初は、色々あると思いますが、その姿勢がある人が欲しいのです。
「データを見て、ゴールまでの理論に関する仮説を立てて検証し、結果を理論的に説明できる人」
なのであって、1+1=2のような答えを出すだけの人なら、PCで十分です。
(現に、間違えてとってPCで計算だけさせている人も多いそうです)

##理系とか文系とか分ける必要は無く、ちゃんとした教育を##
受講生には、お医者さんもいらっしゃいます。医療に役立てようと、凄く忙しい中、時間を取って参加されています。
お医者様に限らず、受講生の方には2つのタイプに大別されると感じています。
(1)とても、勉強熱心だけどプログラムは良くわかっていないから、課題提出も遅い
(2)早々に課題を全て終わらせて、メンター開始時には課題は全て合格(後で見ると、?なのはありますが)

この2の受講生に、「機械学習の結果、600枚画像分析を86%の精度で17秒でできました。さて、お仕事に使えますか?」と質問します。
貴方ならどう答えますか?
「医療なんだから、99%精度がないと駄目ですね」→その通りです。でも、99%でないといけない根拠がありません。
「人がやった場合は17秒ではできないので、残りをどうするかを考えます」→人間がやれば、17秒で86%=516枚を正しく判別できますか?(出来たら、TVのニュースになりますね(笑))

必要なのは、後者の人です。常識や業界知識、その他必要な知識を総動員して、機械学習が出した結果を検証できる人です。

IT業界が長いので、数多くのプログラムを作ってきました。見てきました。レビューしてきました。
最近、単体テストレベルの不具合が、本番で発生することが多いですよね。そりゃそうですよ、目先のことしか考えてないんですから。
IT業界は、魅力的かも知れません。デスマーチとか、平気でありますが(最近は、無能管理職が引き起こしているのが殆どですが)
エンジニアになりたい方は、是非プログラミングを学んで下さい。プログラムを作れる人は、普通です。色んなプログラムを合わせて
デバッグしたり機能追加したりして、期限までに目的を達成できる、そんなことを教えてくれるスクールだと良いと思います。
(どれ?と言われてもねぇ。。。行ったこと無いのでーw)

・プログラムではなくプログラミングが出来る人
・数値の根拠を説明出来る人
を育成するために、チャレンジして行きたいです。
2021年の年頭に当たって、今までのモヤモヤやこれでいいのか?をスッキリさせるために記事にしてみました。

※これは、私見です。色々ご意見はあるでしょうが

9
8
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?