この記事は、株式会社Bitkey Advent Calendar 2023 17日目の記事です。
はじめに
この記事では、テックイベントやデザインイベントなどに出展することが増えてきたBitkeyが、ブースの目的から再整理し、1度限りではなく汎用的に使える製作物を作成しました。
実際にどのような製作物を作ったか紹介して行きます。
課題
昨年はコロナ禍の影響もあり、イベントには参加していたものの、ブース出展がありませんでした。
しかし、2023年になりBitkeyが参加したブース出展のあるテック・デザイン系イベント数は10件。
たくさんのイベントに出展できるのは皆さんに知っていただくいい機会です。しかし、イベントでブースを出す場合、準備も必要になります。
Bitkeyでは、イベントについてのあれこれをDeveloper Relationチームが進めています。しかし、チーム内にデザイナがおらず、開発組織横断のデザインチームに依頼する方法をとっています。
イベントごとに製作物の依頼がデザインチームにきて、都度必要なものを作成します。
そのため、製作物を毎回1から考えたり、イベントが重なると作成しないといけないものが増え通常業務を圧迫していたり…どうにか製作物を汎用的に使えないか考えることに。
イベント参加の目的を再整理してみた
課題にあるように、汎用性のないものを作ると毎回イベントごとに何を作るか相談して都度都度必要なものを洗い出して、イベントに合わせたものを1から作って…とコストがかかります。
そこでイベント参加目的の共通事項を洗い出してみました。
- 自社で用いている技術を盛り上げるイベントをスポンサー協賛という形で支援することで、当該領域の開発者が新たな学びを得ること、そして当該技術が今後ますます発展すること
- Bitkey自体を知ってもらう。認知してもらう
- 一緒に働きたいと思ってくれるメンバーを探す
上記の通り弊社のイベント参加の目的としては大きく2つありました。
もちろん、出展するイベントに合わせて出すものを変化させることは必要です。しかし、軸となる目的が変わらない部分は汎用的に使いまわせるものがありそう…ということに気がつきました。
実際どんなブースが出来上がった?
できあがったのがこちらのブースです。
余談ですが右のモニターに投影しているのは、アドカレ3日目の記事のFigmaデータです!是非そちらの記事も読んでください。
何を作った?
サービス説明ボード
会社のプロダクトを知ってもらうために作成しました。
今までは口頭でサービス説明をしていましたが、ボードを作った事により、説明がしやすくなりました。
弊社はハードウェア・ソフトウェア・ファームウェアをすべて社内で作っているので、どこからどこまでが社内で作っていて、どんな繋がりになっているのかサービス全体を説明するのに役立ちました。
組み立てが必要になる大きなボードなのですが、デザインチームがいなくても使えるように組み立て方をまとめたり、説明のトークスクリプトもまとめました。
プロダクト説明チラシ
会社のプロダクトを知ってもらうために作成しました。
インパクトがあり読んでもらいやすい”漫画”を使い、少しクスッと笑っていただけるような2種類の説明チラシとなっております。
イベント用名刺(通常の名刺とは別)
一緒に働きたいと思ってくれるメンバーを探すために、カジュアル面談に繋げられるような名刺を作成しました。
また、顔写真やSNSで使っているアイコンを載せることでイベントで会話していた人が誰かを思い出してもらいやすくしました。
好評で、名刺を受け取ってくださった方から写真があるのいいね!とか可愛い!というお声をいただけました。また、メンバーから増刷してほしい!という話も出ていました。
ちなみに…こちらのQRコードからカジュアル面談に飛べるので、記事を読んでくださった方の中で弊社のメンバーと話したい!という方がいれば是非連絡ください!
ノベルティの提案まとめ
社内向けに、ノベルティを調べたらストックしていく場所を作りました。
納期や金額感、発注先などをまとめて、何度も調べなくてもいいように一度調べたら情報を集約できる場所をNotionに作りました。
まとめ
汎用的な製作物を作った事により工数削減につながったり、製作物が多いのでブースのボリューム感が増え、見ごたえあるものになったのではないでしょうか。
上記でお伝えしたもの以外にも、全てを網羅するわけではないもののデザイナ向け、エンジニア向けといったようにターゲットを絞りつつ汎用的に使える製作物も作成しました。
また、映像・CMが必要になるイベントも多く、イベントごとに必要なサイズや尺が違うためどうしたら汎用的になるか来年に向けて考え中です。
もしイベントで見かけた際は是非弊社のブースにお立ち寄りください!
以上Bitkeyのイベント製作物についてのお話でした。
18日目の 株式会社ビットキー Advent Calendar 2023 は @ysmtBk が担当します。