0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

社内輪読会をいかに盛り上げるか

Last updated at Posted at 2025-02-28

社内で開催された輪読会に参加し、その運営(議事録やファシリテーターなど)のようなこともしました。
そこで、社内輪読会に参加して感じたこと、このように企画・運営すると良いと思ったことをまとめました。

輪読会のスタイル

1. 読んだ本

Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計(KADOKAWA社)
全352ページ、全34章

2. 輪読会の進め方

  • 週に1回30分開催
  • 事前に読んでおき、感想をslackの専用リマインダー(参加者にメンションがついている)に返信する
  • 一人ひとり感想を簡単に話し、それについて意見交換する

結論

輪読会に参加してみて一番感じたことは、参加するハードルを下げることが大切ということです。

参加してくださるどなたも、プロジェクトでの業務がある以上、MTGやリリース対応など動かせない予定が入っていることもあるため、今回のように複数回に分けた場合、参加できない会があるのは仕方ないです。
私も途中で客先とのMTGが重なることが増え、不参加の週が増えました。
そのような中でも、参加できる日にいかに気軽に参加してもらうかが、輪読会を続けるカギだと思います。

ハードルを下げるには?

1. 内容を追いやすいように、議事録をとる。

参加した輪読会では、毎回議事録をとっていました。
slackに投稿してもらった感想をコピペして、それに対する意見を書いていくスタイルです。
輪読会の開催を告知したときに参加を希望された方も、プロジェクトの業務がある以上毎回参加できるとは限りません。
私はそんなときに議事録を読んで内容を把握し、学びにしていました。
また、新卒の場合は議事録を書き慣れていないことも多いと思うので、その練習もかねて書いてもらうのもいいと思います。
私の場合は、輪読会で議事録作成を何度か経験していたことが、客先とのMTGで議事録を書くときに活きてきました。

2. 毎回録画する。

議事録だけではわからないニュアンスも、会話の中には当然あるため、録画しておくのも手だと思います。
ただ、録画されるのが嫌な方も一定数いると思うので、同意は取りたいところです。

3. 短時間で開催できるよう、できれば事前に本を読んでおいてもらう。

案件業務で忙しい中で、1時間学習に充てるのは、難しいのではないでしょうか?30分が限度だと思います。
事前に読んで感想を数行~十数行にまとめておくスタイルをとったところ、10人前後の輪読会でも30分以内に収めることができました。
(1回あたりの読む分量を、次回までに読めるレベルに設定するのが必須ですが)

4. 参加者が少ない日は、ためらわずに中止する(ある程度人数がいたほうが、意見交換がしやすいため)。

たまたま案件業務で参加できない方が多く、参加人数が極端に少ない回もありました。
そんな時は、気兼ねなく中止すればいいです。
参加人数が多いほうが、本の内容に詳しい人・そうでない人のどちらにとっても、学びになります。

5. 聞き専で参加してもよいことにする(呼びかけ・雰囲気づくり大事!)。

個人的にはこれがすごく助かっていました。
忙しさや内容の難しさにより、あまり熟読できていない時にも、気軽に参加し学びを得られたからです。
「聞き専OK」などの文言を、開催告知用の投稿やリマインダーなどの定型文に書いたりしても、いいかもしれません。

まとめ

今回読んだ本は、一人で読むには少し内容が難しく分量も多めでしたが、社内で交流しながら読み進めることで読みやすくなり内容も理解しやすかったです。
輪読会は社内交流や学習のきっかけになる良い取り組みだと感じたので、今度は自分が主体的に輪読会を開催したいと思いました。
この記事を読んでくださった方が、ここでまとめた内容を社内外でのイベント企画に役立てていただけたら嬉しいです。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?