はじめに
Dockerのイメージを共有する方法について調べたのでまとめる。
実現する方法は主に二つあるようです。
- Docker Hubを用いて共有する方法
- 圧縮ファイルを用いて共有する方法
業務上、秘匿情報を扱うことが多いので、Docker Hubを用いることに抵抗があります。そのため、Docker Hubを用いず、圧縮ファイルによる共有方法について説明します。
圧縮ファイルを用いて共有する方法
業務の流れとしては下記の手順を踏む。
- 手順 1. コンテナ上でアプリケーションの開発をする。
- 手順 2. コンテナからイメージを作成する。
- 手順 3. イメージから圧縮ファイルを保存する。
- 手順 4. 圧縮ファイルをアップロードする。
- 手順 5. 圧縮ファイルロードしイメージを作成する。
- 手順 6. イメージからコンテナを作成する。
- 手順 7. アプリケーションを実行する。
今回は、手順2、手順3と手順5について説明する。
手順2. コンテナからイメージを作成する。
$ docker commit コンテナ名 イメージ名:vxxx.xxx
手順 3. イメージから圧縮ファイルを保存する。
$ docker save イメージ名 > tarファイル名.tar
手順5. 圧縮ファイルロードしイメージを作成する。
$ docker load -i tarファイル名.tar