目的
数式からいい感じに図をつくる描画用ソフトPenronseを使いたくなった。
下記の記事を参考に、Windows10でPenronseを使用できる環境を構築してみる。
このソフト名は、ノーベル賞を受賞したペンローズさんを指してるのでしょうか?
記事:数式からいい感じに図表が生成できてしまう! Penroseを試す (SIGGRAPH 2020)
1. 環境構築
この節では、Windows10向けのPenroseの環境構築について説明する。
1.1 Docker
この節では、Dockerの環境構築について説明する。
WSLがWSL1と古かったのでWSL2に更新する[1]。Windows10で以前インストールしたUbuntu-18.04の設定をWSL1からWSL2に更新する。
$ wsl set-version Ubuntu-18.04 2
WSLの設定更新が完了後、Dockerの環境構築を行う。まず、Docker Hubをインストールする。BIOSの設定を変更しないとDocker Hubでエラーが発生してしまうので設定変更する。BIOSで「Intel VT-x」と「Intel Virtualization Technology」を有効にする[2]。
以上で、Dockerの環境構築は完了である。
1.2 Penrose
この節では、Penroseの環境構築について説明する。
WSL2と設定したUbuntu-18.04のターミナルでPenroseの環境を構築していく。Penroseの環境を構築しようとするとnpmのインストールで失敗してしまう。素直にapt-getでnpmをインストールすると失敗するので、apptitudeを用いてnpmをインストールする[3]。
$ sudo apt-get install aptitude
$ sudo aptitude install npm
$ which npm
Penroseのコンテナをダウンロードしセットアップする。npmで警告文がでるが無視する(たすけて...)。
ここまでくれば元記事と同じコマンドで実行できる環境が整った。
$ docker pull vanessa/penrose
$ cd penrose
$ make recreate-dev
$ make dev-build
2. 動作方法
この節では、Penroseの動作方法について説明する。
WSL2と設定したUbuntu-18.04のターミナルでPenroseのコンテナを実行する。
$ make start-dev
下のコマンドを実行することで結果を可視化できる。
$ make penrose set-theory-domain/tree.sub set-theory-domain/venn.sty set-theory-domain/setTheory.dsl
# ブラウザから http://localhost:3500 にアクセスする
3. まとめ
PenronseをWindows10で動作することができた。Penronseの使い方をサンプルコードをもとにまとめる予定である。