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Macでパーティションが(free space)と表示された時の対処法

Last updated at Posted at 2023-03-17

はじめに

MacにWindowsとUbuntuを入れてトリプルブートにしていたのだが、
そこまで快適ではなかったのでWindowsとUbuntuを削除したところ、
色々いじっているうちに(free space)と表示されて困ってしまった。

対処法を見つけたので共有したい。(パーティションの位置によっては解決法とは言えないかもしれない。たとえばdisk0s2、disk0s3があったとして、disk0s2の後に空のパーティションを設定しようとすると失敗する。私は一度disk0s3を削除してから結合する方法しか知らない。また、APFSの場合はコマンドや流れが少し異なるので注意)

注意事項

$ diskutil mergePartitions

でパーティションを結合した際に、ファイルが消えてしまうので、バックアップしてから操作することを推奨する。
余談だが、私の場合は大したファイルを入れていなかったので助かった。

最初の状態と概要

aaa.png
(私のターミナルは背景が緑、色が赤で表示するように設定しているためこの表記だ)

概要を説明すると、まずdiskutilのaddPartitionでTYPEを((free space)となっている)を別のTYPEにし、さらにそれをmergePartitionsで結合する流れとなる。

細かい文法などは、

$ diskutil

で詳細を調べてほしい。

原因

(free space)となる原因は、

$ diskutil eraseVolume free free (IDENTIFIERのdisk識別子)

で特定のパーティションをeraseVolumeしたことによる。
eraseVolumeしたのは、ディスクユーティリティでそのパーティションをうまく消して、結合できなかったからだ。

余談だが、ファイルシステム(FS)がAPFSの場合は、

$ diskutil apfs deleteContainer (IDENTIFIERのdisk識別子)

とすると、(free space)となる。

まずdiskutil addPartitionでパーティションを追加した。

bbb.png

$ diskutil addPartition (IDENTIFIERのdisk識別子) %(FILE SYSTEM)% %noformat% size

とすると、ディスクユーティリティで認識されるようになる。
(FILE SYSTEM)のところは、各自で適切なものを調べてほしい(実験したところ、MacならApple_APFSとなる。半角スペースがあるFSならば、""が必要なことに注意)。

するとこうなる。
ccc.png

diskutil margePartitionsでパーティションを結合した。

ddd.png

まずは

$ diskutil list

でパーティションを確認する。

今回は、disk0s5にdisk0s4を追加したかったのでこの順番となる。ExFATはファイルシステム、ASSETSはパーティションの名前となる。

そして、

$ diskutil mergePartitions (ファイルシステム) (パーティションの名前) (パーティション1) (パーティション2)

パーティション1にパーティション2を結合するにはこの順番であるようだ。
繰り返しになるが、この操作の際にパーティションのファイルが消えてしまうので注意してほしい。

これで
eee.png
となり、パーティションが統合された。

終わりに

この機会にAPFSの場合なども実験してみたが、パーティション操作はリスクが伴うため、バックアップなどして慎重に操作することをお勧めする。

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