【Laravel】プロジェクト事前準備④～PHPデバッグ環境構築（PHP Debug）

PHP Debug

　Xdebugと通信し、VSCode上で視覚的なPHPのデバッグを実現するための拡張機能です。

前提条件

PHP（XAMPP）・Composer・Xdebugのインストールが完了していること。
以下の記事の続きです。
PHP（XAMPP）

Composer

Xdebug

1. PHP Debugのインストール

① VSCodeで「PHP Debug」をインストールする

(1) VSCodeを起動し、アクティビティバー[拡張機能] > [PHP Debug]を検索する

(2) 「PHP Debug」の[インストール]からインストールする
※作者が「Xdebug」のものを選択すること！

② デバッグ動作確認

(1) テスト用PHPファイルを作成する

C:\xampptest\test.php

<?php
   $message = "PHPデバッグのテストです";
   echo $message;
?>

(2) (1)ファイルの親ディレクトリをVSCodeで開き、(1)ファイルを選択する

(3) アクティビティバー[実行とデバッグ] > [すべての自動デバッグ構成を表示]
　　を押下する

(4) 検索窓で選択パネルが開くので[構成追加…]を選択
　→これにより.vscode/launch.jsonが作成されます。

(5) launch.jsonの内容を確認する
　以下赤枠の内容が記述されていることを確認します。

(5) (1)ファイル内にブレークポイントを置く

(6) アクティビティバー[実行とデバッグ] > [実行どデバッグ]項目で
　[Listen for Xdebug]を選択

(7) XAMPPでApache - [Start] しApacheを起動する

(8) [実行どデバッグ]項目 > [▷] を選択し、デバッグを開始する
　→★バーが現れ、デバッグの各操作（ステップイン・アウト、デバッグ停止など）が可能
　になります。

(9) ブラウザで(1)ファイルへアクセスし、ブレークポイントで止まることを確認します。
　　※私はファイル名を「test.php」としたので、「http://localhost/test.php」
　　　にアクセスしました。

この状態のままサイドバー[変数]、[ウォッチ式]項目などで変数$messageの中身
（2行目で代入した内容）を確認することができます。
また、コード内で変数$messageの上にホバーしても確認することできます。

以上で、PHP開発環境構築（デバッグ）は完了です。

参考