1
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【Laravel】【Vue.js】プロジェクト作成手順①

Last updated at Posted at 2024-06-27

はじめに

Laravel(バックエンド)とVue.js(フロントエンド)を組み合わせたシステムを構築する
手順を記述します。

事前準備

以下がインストール済み・環境構築済みであること。
手順は別記事でまとめておりますので、ご参考になれば幸いです。

  • PHP
  • Composer
  • PHPデバッグ環境構築(Xdebug・PHP Debug)
  • Node.js(npmコマンドを実行できるようにするために必要)

Laravelアプリ作成手順

① プロジェクト用のディレクトリを作成

 ※私は「C:\work\demo」のように作成しました。

② Laravelプロジェクト作成

(1) VSCodeで①ディレクトリを開く
アプリ作成01.png
(2) メニューバー[ターミナル] > [新しいターミナル] でターミナルを起動
アプリ作成02.png
(3) プロジェクト作成コマンドを実行
 ターミナルで以下コマンドを実行します。
 laravelProject01部分は任意のプロジェクト名に置き換えてください。

composer create-project --prefer-dist laravel/laravel laravelProject01

 これにより、プロジェクトディレクトリ「laravelProject01」が作成されます。
 ※ここで「The zip extension and unzip/7z commands are both missing,skipping.」エラーが
   発生した場合は、C:\xampp\php\php.ini内のextension=zipのコメントを
   外しZIPアーカイブ操作を有効化して再度実行してください。

php.ini
extension=zip ;←コメント外す

③ Vue.jsの組み込み

(1) ③(3)で作成したプロジェクトディレクトリへ移動

cd ./laravelProject01

(2) Composer経由で「laravel/ui」をインストール
 Laravel UI(laravel/ui)とはComposerパッケージの1つで、Laravelのフロントエンド用
 スカフォールド(テンプレート)です。フロントエンドとしてBootstrap・Vue.js・Reactが
 利用できます。

composer require laravel/ui

 今回は複雑な認証機能は実装せず小規模アプリを作成するためLaravel UIを選択
 しましたが、他にはLaravel BreezeLaravel Jetstreamがあります。
 これらの違いについては参考文献の記事をご覧ください。

(3) Vue.jsセットアップ
 (2)Laravel UIを利用しLaravelプロジェクトにVue.jsの基本的なセットアップ(初期設定
 など)を行います。
 ArtisanはLaravelに組み込まれているCLIで、コマンドを提供するものです。
 Laravelのコマンドは基本的にphp artisan 〇〇という形式で実行します。

php artisan ui vue

 これにより、以下のようなセットアップが行われます。
 (A) Vue.js関連ファイルの作成
  ・resources/js/app.js
  ・resources/js/components/ExampleComponent.vue
  ・ vite.config.js(ビルドツールViteの設定ファイル)
   ※Laravel9.2以降:Vite推奨
    Laravel9.2以前:laravel-mix
 (B) Vue.js関連npmパッケージの追加(resources/js/app.js)
  →追加されたnpmパッケージをインストールするため、後ほどnpm installを実行
   します。
 (C) Bladeテンプレートファイルの作成
  ・resources/views/welcome.blade.php

(4) npmパッケージをインストールする
 package.jsonに記述されたnpmパッケージをインストールします。

npm install

参考

事前準備

Laravelスカフォールド

アプリ作成手順

1
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?