LoginSignup
3

More than 5 years have passed since last update.

ESP-WROOM-02にEsp-Linkを導入する

Last updated at Posted at 2018-10-21

ブログを書き写しました。ぜひ元の方もどうぞ。

esp-linkシリーズ

セットアップ編:いまここ
使ってみる編:後で書く

注意

ESPのファームウェア書き換えは電波法に抵触する可能性も指摘されています。
以下全ての内容は自己責任でどうぞ。

Esp-Linkについて

レポジトリ:Github
次のようなことができるそうです。

  • ESPのシリアルをwifi経由でいじる。
  • Wifiを用いて、ESPのシリアル経由でAVRなどにプログラムを書き込む。
  • HTTP経由でアップロードしたプログラムをESPに接続されたAVRに書き込む。
  • 接続されたマイコンをインターネットへ接続させる。
  • 接続されたマイコンをwifi経由で、操作するUIとなる。

今回は、ArduinoIDEで製作したスケッチをESP経由でArduinoへと書き込むのが最終目標です。

全体としては、ドキュメントもしっかりしている上に、バイナリも提供されていて初心者でも扱いやすいと思います。
ただ開発環境がオフィシャルの提供してるやつで、ArduinoIDEベースではないので、プログラムをいじろうとすると結構大変かもです。

書き込んでみる

基本的にはFLASHING.mdを読んでその通りに実行すればうまくいくと思います。
ファームウェアの書き換えができる方は5.書き込みまで読み飛ばしてください。

検証環境

Windows10 x64

1.ダウンロード

リリースからバイナリをダウンロードします(編集時最新の安定板)。
ダウンロードするのは、source codeではなく、esp-link-v3.x.xx-xxxx.tgzみたいなやつです(ビルド面倒なので)。
編集時点ではトップに上がってるのはアルファリリースなので気を付けて確認してください。

2.展開

Windowsでtgzを扱う際に何が正攻法なのかは分かりませんが、僕は7zip使いました。
展開できればなんでもいいと思います。

3.ESPの接続

ESPをシリアル・アップロードモード(実行モードではなく)に設定したうえで、PCに接続します。詳しくはhttps://ht-deko.com/arduino/esp-wroom-02.html

4.書き込みソフトの立ち上げ

ArduinoIDEにESPをインストールしている以上、どこかにesptool.pyがあると思うので、そちらを利用してもいいと思います。
今回は、GUIツールを公式からダウンロードしてきます。
公式HPのダウンロードページから「Flash Download Tool」をダウンロードし、ダブルクリックで起動します。
メニュー画面からesp8266を選択し、書き込み画面を立ち上げます。

5.書き込み

FLASHING.mdを参考にオプションを入力していきます。
ファイルと番地は次の通り。

  • boot_v1.x.bin : 0x00000
  • blank.bin : 0x3FE000
  • esp_init_data_default.bin : 0x3FC000
  • user1.bin : 0x01000

後はFlashsizeを自分のやつにして(僕は32mbit-c1としました)、STARTをクリック。
flash-esp-link-blur.PNG

6.再起動

espを実行モードにして、再起動します。
WifiのAPとしてespが出てくるはずです(なぜか僕の場合は前回書きこんだWifiの設定がそのまま残っていてパスワードかかってました)。
APに接続して、ipconfigなどでAPのIPアドレスを調べ、そのアドレスをwebブラウザで開きます。
esp-linkという名前のページが立ち上がればオッケー。

おわりに

使ってみた編をあとで書きます(今絶賛基板製作中です)。
具体的には、シリアルのやり取り、ArduinoIDEから書き込みなど。
ブログの方もよろしくお願いします。

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3