前提
wslの設定が上手くいかなかったときや内容を一度すべて消したい時などに、ubuntuをアンインストールすることがあるかと思います。
そのままアプリを消してしまうと、情報が残ってしまい再インストールが出来ません。
ここでかなり時間をくってしまったので、備忘録として残しておきます。
手順
オプション機能の設定を変える
「設定」→「アプリ」→「オプション機能」→「Windowsのその他の機能」で、オプションの設定画面まで移動します。
ここで、以下の二つのチェックボックスを外しましょう。
- Linux用Windowsサブシステム
- 仮想マシン プラットフォーム
変更後パソコンの再起動を行います。
Ubuntuをアンインストールする
「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開きます。
ここでUbuntuを探しアンインストールをしましょう。
仮想マシンプラットフォームを有効化
「設定」→「アプリ」→「オプション機能」→「Windowsのその他の機能」から、再び「仮想マシンプラットフォーム」にチェックを入れます。
その後、再度パソコンの再起動を行います。
ここで有効化を行わないと、再インストール後に 0x80370114エラーが発生します。
このエラーが発生した場合は、仮想マシンプラットフォームの確認を行いましょう。
ディストリビューションからUbuntuの登録を解除する
ここでアンインストールは完了しているのですが、履歴が残っていると再インストールしたUbuntuを正常に開くことが出来ません。
ディストリビューションからUbuntuの設定を解除しましょう。
Windows Powershellを起動し、以下のコマンドを打ち込み解除を行います。
wsl --unregister Ubuntu
Ubuntuの再インストール
ここまででUbuntuを初めにインストールする前の状態に戻すことが出来ました。
それではUbuntuの再インストールを行います。
コマンドプロンプトを管理者で開き、以下のコマンドを入力します。
wsl --install
Ubuntuを開き、問題なく動作ができていれば成功です!
参考文献
- 【Windows 11】WSLを用いたUbuntuのインストール. ジコログ, 2022年11月2日, https://self-development.info/%e3%80%90windows-11%e3%80%91wsl%e3%82%92%e7%94%a8%e3%81%84%e3%81%9fubuntu%e3%81%ae%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%bc%e3%83%ab/.
- Windwos11のWSLインストール時に0x80370114エラーが出る問題. Zenn, 2022年11月25日, https://zenn.dev/ohno/articles/1cb49d190af1f4.
- 再インストール後に起動しなくなったWSLのUbuntuを修復する. 現役のプログラマーが書くプログラミング情報, 2023年6月9日, https://www.techgaku.com/fix-ubuntu-boot-error-on-wsl-after-reinstall/.