私はコロナ禍で自社開発企業のエンジニアとして転職をしました。
「新人プログラマ応援 - みんなで新人を育てよう!」いうイベントがあったので
今回は私がコロナ禍でエンジニア転職をした経験をもとに同じくコロナ禍でエンジニアになる方に向けて、アドバイスをしていこうと思います。
メモや資料を残す
- コマンドを入力したらエラーになった!
- 先輩から作業手順を聞いたけど、次、同じことをする時に手順を忘れてしまった!
- 手順書がない/あるけど雑な仕様書で逆にわからない!
開発をしていくとよくあるケースですね。
- メモに残こす
- ドキュメントにまとめてチームで共有する
- 複雑な手順はマニュアルやwikiを作成する
このような形で手順や解決方法を残してチームで共有することで他の人が同じような問題に直面した時、ドキュメントを見せることで解決することもあります。
また手順書を作成することで質問の際、「手順のどの辺りで躓いているのか」を詳しく説明できるため、質問された側も「この人はここで躓いているんだな」と一から十まで回答しなくてもいいため、双方の時間をあまり取らなくても良くなるメリットもあります。
デメリットは作成に結構時間がかかるため、マニュアルや手順書みたいなキッチリしたものは初めはできなくてもいいですが、メモを残しておくことは最低限行っていくと、後で見返すこともできるのでおすすめです。
搭載されているメモアプリでもいいですし、NotioinやEvernoteなどの無料アプリを使用するものいいと思います。
最初の内は出社する方がいい
最初に出社をオススメする理由は「組織やチームの雰囲気や先輩・上司の人柄を早めに知るため」です。
2020年から新型コロナウィルスが流行し、多くの開発企業ではフルリモートとなり、最近では「オフィス勤務とリモートワークを合わせた働き方」を行うハイブリッド勤務を選択する企業も増えました。
在籍しているエンジニアの人数やチーム体制によって異なると思いますが新人エンジニアにとって、リモートで戸惑うのは「誰に質問していいかわからない」ではないでしょうか?
私も経験上、色々なエンジニアを見てきました。
- 質問したらキレる人
- 丁寧に教えてくれる人
- アドバイスをして自己解決を促す人
組織には色々な人がいるので最初の内は出社し、同じく出社しているエンジニアに声をかけて質問や雑談をし、人柄を知ることでリモートに移行した際もスムーズにコミュニケーションや質問ができるようになると思います。
しかし、企業によっては最初からフルリモートの場合もありますのでその場合は直属の上司に質問でもいいと思いますし、「他に質問をする時は誰に相談すればいいですか?」と聞いてみるのも手段の一つです。
一番良くないのは、質問できずに塞ぎ込んでしまうことです。これは絶対に避けましょう。
最初から完璧にできる人はいないのでわからないことがあれば、下記の記事に記載されている「15分ルール」を採用して、質問をしてみましょう!
社内/社外問わず、エンジニアと交流をする
社内のエンジニアとの交流も大事ですが、社外のエンジニアとも積極的に交流することをおすすめします。
社外エンジニアと交流は「人脈の拡大」と言う目的もありますが、社外に味方や相談できる人を作っておくと社内で相談できないことがあった時に社外のエンジニアに聞くことで第三者目線からアドバイスをもらうことができます。
また、最近は異業種からエンジニアに転職された人が増えてきていますので、自分と異なるバックボーンを持つエンジニアの話は聞いていて、とても刺激を貰うことが多いので、今はコロナ禍でオフラインで交流する機会はありませんが、connpassやtechplay等のオンライン勉強会に参加して気になるエンジニアがいたら、声をかけて交流してみましょう!
仕事とプライベートの線引きはしっかりしよう
リモート作業のあるあるですが、ついつい業務終了後に作業してしまうことがあります。
こういったことが続くと仕事とプライベートの境界線がわからなくなり、自宅にいるはずなのに仕事のことを考えてうまく休めないことがあります。
- 業務終了後は作業用のパソコンは閉じる
- 気づいたことがあっても仕事をしないでメモに残して明日調べる
- 外に出てパソコンから物理的に離れて、気分転換をする
このような行動をとって、仕事とプライベートの線引きをしっかり意識しましょう。
また休日に技術のキャッチアップが必要になる時もあると思います。
しかし、身体と精神に支障が出てしまうと良いパフォーマンスができないので、遊ぶ時はとことん遊んでリフレッシュすることを忘れないでください。
あとがき
今は初めからリモートで作業することが当たり前のような状況になってきています。
新卒や異業種からエンジニアとなった人はこの新しい働き方の中で仕事をしていくことになりますが
今回のアドバイスが少しでも皆さんの参考になるといいなと思います。