こんにちは。virapture株式会社のもぐめっとです。
今日は最近出したワンナイト人狼オンラインというゲームで広告を配信していたのですが、広告配信制限を食らってしまっていたのでその原因や対策を紹介しようと思います。
広告表示制限になる原因
原因としては広告配信の制限や、無効なトラフィックにも記載されておりますが、簡単に言うと、誤って押されたり、繰り返しクリックしたり、BOTぽい動きで広告クリックしたりすることが多かったりすると制限くらうよとのことだそうです。
しかし、具体的にどの画面でどんなクリックされたのかというのが具体的にわからないので、自分で怪しい挙動するところを見つけるしかありません。
対策
対策としては無効な操作を防止するにありますが、自分で広告をクリックさせないようにしたり、アクセス元や、行動を見て疑わしい行動してないかをチェックしろとあります。
具体的に言うと、アクションするボタンと広告の位置が近かったりすると誤クリック判定されて制限を食らうことが多いようです。
なので最初に広告の位置とボタンの位置を離したりとかしました。
ワンナイト人狼オンラインだとこの位置とかですね。
はやければ大体2,3日、最大遅くても1ヶ月くらいで制限が解除されるとのことらしいのですが、待てども待てども解除されず気づいたら2ヶ月が立っていました。。。
全然解除されないので、Googleの人と連絡をとって確認してみたところ、まだまだ誤クリック判定されているとのことでした。
(AdMobは制限中も時折広告を配信して改善されたかを定期的にみていてそこで判定している模様)
ちなみに誤クリック判定はどう判定しているかというと、例えばユーザが広告をクリックして、すぐにアプリに戻ってきたり、ページを閉じてしまったりなどをすると判定されるそうです。
そこでユーザがなぜそのような行動をとるかを考えた結果、一つ思いついたことがありました。
それが、全画面です。
iosだとアプリを閉じるときは下から上にひょーいとやったり、ホームボタンで閉じれたりするのですが、Androidの場合は全画面にしてしまうとホームボタンとかが消えてしまい、出すためには下から上にひょーいとやったあとにホームボタンをする必要があるのですが、意外とこれを知らないユーザが多いです。
私の普段使いスマホはiPhoneなので、このバーの存在を知りませんでした…オハズカシイ(iPhoneには戻るボタンが存在しないんですね)
Android使いの嫁さんに、ゲームのテストプレイしてもらった時に「このゲームやめれないんだけど!」と指摘されて気付きました。トホホ…
この視点は私も全然気づかなかったです。
上記視点で考えた結果、ユーザがホームに戻るために広告をクリックしてもどったり、ホームボタンを出そうとして誤ってクリックしてしまってるのではないかと考えました。
ということでandroidに関しては早速フルスクリーンをやめるようにしてみました。
記事では
Screen.fullScreen = false; //ナビゲーションバーを常時表示
のようにやってますが、私はPlayerのSettingの方で「Start in fullscreen mode」をOffにしました。
その上でアプリをリリースしたところ、無事広告が配信されるようになりました!!めでたい!
まとめ
画面下に広告を出すときは全画面に気をつけよう!というお話でした。
また、ユーザがどう使うかに立ち返って考えることは大事というのを改めて知りました。
今後も引き続きユーザ視点での考えを忘れることなくやっていけたらと思います。
最後に、ワンナイト人狼オンラインというゲームを作ってます!よかったら遊んでね!
他にもcameconやoffchaといったサービスも作ってるのでよかったら使ってね!