前書きの前書き
月文字の実装に関心のある方以外には、心からどうでもいい話です。
前書き
「月文字」とは何か?についての詳細は、まず以下の記事をお読みください。
なお、ここで使用される画像は事前に白黒の2色に変換されていることを仮定しています。また、記事内ではわかりやすくするために白色を黄色で表現しています。
基本的には簡単
月文字の実装は、基本的には4ピクセル×4ピクセルの領域内の色合いを評価し、最も近い絵文字の月を判断してマッピングすれば、比較的簡単に実現できます。
そう、基本的には。
何の苦労もなく。
ただし、超レアケースを除いて。
超レアケース
まず、以下の画像をご覧ください。
これは「一」の月文字です。
ただし、横棒が正確に表示されていません。
なぜこうなるのかというと、「一」の一部が次のように変換されているからです。
簡単に言うと、横棒を表す黒要素が黄要素よりも少なく、「🌕」の判定になってしまったということです。
これはバグなのか?
いいえ、全く。
これは正しく変換された結果であり、全くバグではありません。
ただし、月文字を使用したいユーザーは、変換後の結果が
「文字として読める」という期待を抱いているでしょう。
そのため、このような文字でもしっかりと安定して
のように変換できたらなあ…。と思っています。
ずらせばいーだろ
こういうパターンがあるため、無理です。
ずらして修正したと思ったら、別の箇所がずれて逆に表示されない現象が発生します。
横の黒要素は「🌑」にすればいーだろ
月文字としては、無駄に横線が太くなる現象につながってしまいます。
ちなみに
一番簡単な対応策は、文字のサイズを大きくするか、太くすることです。
ただし、それでも問題が発生する可能性があります。
そして大切なことは、結局のところ、月文字は貼り付けるプラットフォームの文字制限や、幅制限(改行されない文字数)などがあるため、できるだけ小さい幅で表現する必要があるということです。
どうでもいいが
もちろん、文字数に制限がなく、全体を簡単に俯瞰できる環境であれば、大きな月文字を作ればいい話です。
しかし、それは単に白黒を🌕🌑に置き換えていることとほぼ同じであり、それが月文字としての美しさを備えているかどうかは疑問です。
上の文章が理解できない人用
どちらが(技術的に)美しい?魅力がある?困難だと思う?
サイズが大きかったら綺麗に見えるのは当然の話で、それがすごいか?と言われれば別にすごくはない。ということ。