前書き
みんな大っ嫌いな牌操作
主流の山のハッシュを公開する方法は山が固定されていることは証明できるが、山自体が特定のプレイヤーを優遇するよう仕込まれていないことを証明できない。
この記事では山の生成込みで牌操作が行われていないことを証明する方法を示す。
結論
0. 前提
山を生成するアルゴリズムが公開されていること!
1. 対局前に4人のプレイヤーそれぞれに適当な文字列を入力してもらう
この時点では、各々の入力した文字列はお互いに知らない。
(例)
プレイヤー1:a8d4
プレイヤー2:uv78
プレイヤー3:iv9w
プレイヤー4:6wvq
2. 各プレイヤーが入力した文字列から山を生成し、山のハッシュ、各プレイヤーの入力した文字列のハッシュを公開する
(例)
山のハッシュ:ivk38vka67
プレイヤー1のハッシュ:bk2ri82div
プレイヤー2のハッシュ:o8e45ae51g
プレイヤー3のハッシュ:hr6nst4b13
プレイヤー4のハッシュ:8b4rslrob6
3. 対局後に各プレイヤーの入力した文字列を公開する。
終わり
何故これでいいのか?
ツモが操作されていないことの証明
ハッシュ化された山が公開されているので確かめられる。
山が操作されていないことの証明
各プレイヤーの入力した文字列から山が生成されているため。
「山を生成するアルゴリズム」は公開されているため確かめられる。
どうでもいいが
昔書いたこの記事とほぼ同じ内容。