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Sinatra始める(ruby勉強5日目)

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今まではブログに書いていましたがこれからはQiitaに書いていきます。

ナンバリングは3.0+1.0までやったので今回からは普通に戻します。

Sinatraとは

Ruby製のWebアプリケーションフレームワーク。

特徴はRailsのようなフルスタックなフレームワークとは異なり、
ルーティングのみ制御するフレームワークです。

なので、フレームワークの知識はフルスタックなフレームワークと
比べて少なくすみます。

まずは、Sinatraをインストールしていきます。

インストール

インストールするのはsinatra本体と
sinatraの拡張機能がまとまったsinatra-contribです。

$ sudo gem install sinatra sinatra-contrib

HelloWorldしてみる

app.rbを用意し、以下のように記述します。

#!/usr/bin/env ruby
# encoding: utf-8

require 'sinatra'

get '/' do
  'Hello, world!'
end

記述したらいつもどおり実行してみます。

$ ruby app.rb

これで、Webサーバが起動するのでhttp://localhost:4567にアクセスするとHello, World!と表示されます。

ちなみに、トップレベルに記述するのをClassic Styleといいます。

逆にクラスを作成して記述するのをModular Styleと呼びます

Modular Styleで記述した場合のコードは以下のようになります。

require 'sinatra'

class Hello < Sinatra::Base
  get '/' do
    'Hello, world!'
  end
end

Hello.run!

テンプレートを使ってHelloWorldする

今のままでは表示する内容をアプリケーションのコードに書いていますが
これでは使いづらいです。

ですので、表示する内容を別ファイルにわけます。

app.rbと同じ階層にviews/hello.erbファイルを用意します。

このerbというのはhtmlへrubyのスクリプトを埋め込めるテンプレートになります。

views/hello.erbの中身は以下の通りになります。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
</head>
<body>
<h1>Hello, World!</h1>
</body>
</html>

次は'app.rb'を変更します。

require 'sinatra'

class Hello < Sinatra::Base
  get '/' do
    erb :hello
  end
end

Hello.run!

今まで表示内容を直接記述していた位置にerbメソッドを記述し、
呼び出すファイルをシンボルで指定します。

これで再度rubyを実行すると、テンプレートを読み込んで出力してくれます。

アプリケーションから表示内容を埋め込む

Hello,World!の記述をアプリケーションから指定できるようにします。

views/hello.erb

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
</head>
<body>
<h1><%= @hello %></h1>
</body>
</html>

app.rbは以下の通り

require 'sinatra'

class Hello < Sinatra::Base
  get '/' do
    @hello = 'Hello, Hello World!'
    erb :hello
  end
end

Hello.run!

インスタンス変数に出力した文字列を書き、
テンプレートファイルには<%= %>の形式でインスタンス変数を指定します。

これで再度実行するとインスタンス変数に指定した文字列が出力されます。

今日はここまで。

明日はリクエストのパスによって処理を変更するところを書きます。

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