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homebrewのインストールからRailsまで No.01

Last updated at Posted at 2021-08-24

この記事で行うこと

1. Homebrewのインストール
2. rbenvのインストール
3. rbenvのパスを通す 

Homebrewのインストール

Homebrew
Install Homebrewの文字直下のコマンドをターミナルにコピー・アンド・ペースト

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

####インストールしている途中
XcodeのCommandLineToolsをインストールするか尋ねられるので許可
→ リターン&パスワード入力

終了後にインストールの確認

$ brew -v

インストールできると下記のように出力される

brew -v             
Homebrew 3.2.8

###rbenvをインストール

$ brew install rbenv

終了後にインストールの確認

$ rbenv -v

インストールできると下記のように出力される

rbenv -v
rbenv 1.1.2

####無事インストールされたがrbenvを使えないのはなぜ?

A. 理由はPATHが通っていないから。
わかりやすく書くと道が繋がっていない。
だからPATHというトンネルを通して使えるようにしなきゃならん。
ここが個人的にとてもややこしかった。

Macはシェルが2019年のmacOS Catalinaで切り替わっており、Qiitaでもよく見られているのはbashのPATHのものばかりだった。
// ここで初学者だったのでわからんかったんや......
// zshなのにbashの記事ばかりで独学なので一時期は詰んでた。

#####ホームディレクトリにPATHを通すファイルがあり、そこに追記する必要がある。
zshの場合 .zshrc
bashの場合 .bash_profile
となる。

####ログインシェル(いまシステムが使用しているシェル)の確認

$ echo $SHELL

下記のように表示される

# zshの場合
echo $SHELL
/usr/local/bin/zsh

# bashの場合
echo $SHELL
/usr/local/bin/bash

ログインシェルは切り替えることができるが、その前に使用可能なシェルを調べる

$ cat /etc/shells

下記のように出力される

cat /etc/shells
# List of acceptable shells for chpass(1).
# Ftpd will not allow users to connect who are not using
# one of these shells.

/bin/bash
/bin/csh
/bin/dash
/bin/ksh
/bin/sh
/bin/tcsh
/bin/zsh
/usr/local/bin/zsh
/usr/local/bin/bash

同じシェルが2つあるのはどうして?

例えば下記

# bash
/bin/bash
/usr/local/bin/bash

# zsh
/bin/zsh
/usr/local/bin/bash

は2つある。
Homebrewを使う場合に、Homebrewに入っているシェルを使うことになる。
Homebrewがインストールされるのはlocalなので、シェルへのPATHは下記となる

/usr/local/bin/[シェル名]

usrはuserの略だと思われる。
ということでusr/localの方はHomebrewのシェル。

シェルの切り替えは[cat /etc/shells]の出力結果を参考にして、コピペする

切り替えのコマンドは

$ chsh -s [シェル名]

# 例)
$ chsh -s /bin/bash

打ち込むと、パスワードの入力が求められるので入力する。
ターミナルを再起動しシェルが切り替わったか確認する

echo $SHELL

ちなみにhomebrewでシェルをインストールしたい場合のコマンドは下記

# zsh
brew install zsh

# bash
brew install bash

上記でインストールしたのに[ /etc/shells ]で反映されないのであれば。
書き込む必要がある。

# brew install zshでzshをインストールした場合
echo `/usr/local/bin/zsh` >> ~/etc/shells
# brew install bashでbashをインストールした場合
echo `/usr/local/bin/bash` >> ~/etc/shells

で/usr/localにそれぞれのシェルがインストールされるので切り替えたいならどうぞ。
ログインシェルがわかったところでPATHを通していく方法を書く。

ターミナルで

cd
ls -a

zshの場合 .zshrc
bashの場合 .bash_profile
があるか確認する。

#####フォルダで確認する方法

open ~

フォルダが表示されると
command+. (コマンド+コンマ)
で隠しファイルを表示させてファイルがあるか確認する。

ないときはターミナルでtouchで作る
GUIで作ってもいいが、コマンドで作る方が楽。

cd
# zsh
touch .zshrc
# bash
touch .bash_profile

##PATHを通す

###重要
###PATHはgem installでpermissionエラーになった時の対応方法
から使わせていただきました。

PATHは共通で使用できます。

# rbenv PATH
[[ -d ~/.rbenv  ]] && \
  export PATH=${HOME}/.rbenv/bin:${PATH} && \
  eval "$(rbenv init -)"

####現在のmacOSのシェル = zsh のPATH

○は同じことを行っておりいずれか一つだけでOK

#####○ ターミナルで下記を打ち込む

vi ~.zshrc
echo '\n #rbenv \n [[ -d ~/.rbenv  ]] && \n export PATH=${HOME}/.rbenv/bin:${PATH} && \n eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.zshrc

#####○ またはvimにて[.zshrc]を編集

vi .zshrc

iで編集開始(空白なら下記をコピペ + :wq で終了)

# rbenv
[[ -d ~/.rbenv  ]] && \
  export PATH=${HOME}/.rbenv/bin:${PATH} && \
  eval "$(rbenv init -)"

を追記した後に:wqで終了保存

#####○ もしくはテキストエディタでの編集
はホームディレクトリで
command+. (コマンド+コンマ)
で隠しファイルを表示させて
.zshrcをテキストエディタにドラッグ・アンド・ドロップし編集

[[ -d ~/.rbenv  ]] && \
  export PATH=${HOME}/.rbenv/bin:${PATH} && \
  eval "$(rbenv init -)"

を追記し
command+S (コマンド+エス)
で保存。

○が終わったらsourceで.zshrcを更新する

source ~/.zshrc

####以前のmacOSのシェル = bash のPATH
●は同じことを行っておりいずれか一つだけでOK
#####● ターミナルで書きを打ち込む

echo '\n #rbenv \n [[ -d ~/.rbenv  ]] && \n export PATH=${HOME}/.rbenv/bin:${PATH} && \n eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile

#####● またはvimにて[.bash_profile]を編集

$ vi .bash_profile

iで編集開始(空白なら下記をコピペ + :wq で終了)

[[ -d ~/.rbenv  ]] && \
  export PATH=${HOME}/.rbenv/bin:${PATH} && \
  eval "$(rbenv init -)"

を追記した後に:wqで終了保存

#####● テキストエディタでの編集
はホームディレクトリで
command+. (コマンド+コンマ)
で隠しファイルを表示させて
.bash_profileをテキストエディタにドラッグ・アンド・ドロップし編集

[[ -d ~/.rbenv  ]] && \
  export PATH=${HOME}/.rbenv/bin:${PATH} && \
  eval "$(rbenv init -)"

を追記し
command+S (コマンド+エス)
で保存。

●が終わったらsourceで.bash_profileを更新する

source ~/.bash_profile

###PATHが通っているかの確認

rbenv version

を入力する

rbenv version
2.6.6 (set by /Users/module/.rbenv/version)

# 内容説明
[バージョン] (set by /Users/[ユーザ名]/.rbenv/version)

と出力され .rbenv の由来となっていると通っているのが確認できる。
しかしここで

.rbenv/version

というディレクトリが出力されていないのであれば、PATHが通せていないということになる。

Macは購入時からすでにRubyがインストールされており、デフォルトの設定はそちらになっている。
Macのデフォルトのrubyに繋がっている場合は、可能であればそちらを削除することが望ましい。

PATHが通っていない場合はいま一度みかえし、確認をする。

参考記事:
gem installでpermissionエラーになった時の対応方法

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