EclipseでPythonを使えるようにする
1. 前提条件
済ませておくこと
- ローカル環境にPleiades2023をダウンロードし、Eclipseを起動しておく
- ローカル環境にPython3をダウンロードし、インストールしておく
このページで設定するもの
- EclipseのマーケットプレースからPyDevをダウンロード
- "Hello World"をコンソールに出力するプロジェクトを作成
2 .Eclipseマーケットプレースより、PyDevをダウンロード
Eclipse画面上のヘルプから、Eclipseマーケットプレースをクリック
検索窓に「PyDev」と入力し、インストールボタンを押してください。
ライセンスのレビューが出るので、「使用条件の条項に同意します」にクリックを入れ、完了ボタンを押下します。
「 https://github.com 」にチェックを入れて、「選択項目を信頼」ボタンを押下してください。
自分は上の方法でスムーズにインストールが進まず、次の方法でインストールしました。
Eclipse画面のヘルプから、「新規ソフトウェアのインストール」をクリック
作業対象として、「Pydev」と入力すると「 https://www.pydev.org/updates/ 」が出てきたので、
- 「Eclipse PyDev」にチェックを入れ、
- 「必須ソフトウェアを検索するためにインストール中にすべての更新サイトに接続する」のチェックを外し、
次へボタンをクリック。
このまま完了でOKです。
3.PyDevのパースペクティブを開く
まず、PyDevのパースペクティブを開きます。Eclipse画面右上のアイコンから下の画面に到達できます。
PyDevをクリックして開いてください。
4.コマンドプロンプトから、Python3のインストールパスを確認する
コマンドプロンプトを立ち上げてください。
where python
と入力することで、Python3のインストールパスを確認できます。
Pythonのバージョンを確認できる方を選択しておけばいいと思われます。
※自分の場合は過去にWindowsストアのPythonをインストールしたため、別なものも出てきました。
5.PyDevのインタープリター設定を行う。
Eclipse画面上から、「ウィンドウ」→「設定」と辿り、下の画面を開いてください。
設定→PyDev→インタープリター→Pythonインタープリター→新規
と進み、先ほど4.で確認したPython3のインストールパスを入力してください。
これで設定作業は完了です。
6.Hello, World!の出力
画面左のプロジェクトウィンドゥで右クリックし、新規→PyDevプロジェクトを選択してください。
プロジェクト名を入力、インタープリターを先ほど5.で設定したものにし、完了ボタンを押します。
出来上がったプロジェクト上で右クリック→新規→PyDevモジュールを選択します。
モジュールの名前を入力します。二つ以上の単語はスネークケース( _ アンダースコアで繋げる)で記述するようですね。
テンプレートは<Empty>で結構です。
一番下の行に記述します。
print("Hello, "World!")
保存したら、実行します。
「モジュール上で右クリック→実行→Python実行」でコンソールに出力されたら完了です。
7.おわりに
現在通っている職業訓練校ではPleiades2019を利用していたものの、一旦はEclipseの使用がひと段落。
今後就職後には開発環境としてアップグレード版を使用することも多かろう、ということで今回からPleiades2023を使用したいと思います。
どこまでEclipseの作業環境で実現できるか未知数ですが、色々チャレンジする中で、最適な環境にしていきたいと考えています。
誰かのお役に立ちますように。