フォークを使うとき
他の人のリモートリポジトリに編集を加えたいとき、いったんフォークで自分のアカウントにコピーしてくることで、元のリポジトリに影響を与えずに編集することができます。
このように、作業をリモートリポジトリのソースから始める場合に使われます。
OSSなどの不特定多数の人が開発するようなリポジトリでは、フォークしてから作業をすることで、意図しないコミットを防ぎます。対して会社組織などでの開発では、わざわざフォークする手間を省き直接プルリクを送る、というワークフローが多いようです。
ローカル環境から作業を開始する場合は、管理したいディレクトリで「git init」してリポジトリを作成してから始めます。
フォークする(Fork)
フォークとは他の人のリポジトリを自分のアカウントへ複製することです。
英語の「Fork」とは日本語で「分岐する」という意味です。食器のフォークも途中で分かれているのでそのイメージと同じです。
githubからフォークする例
フォークしたいリポジトリで、「Fork」ボタンをクリック。
これだけでフォーク終わりです。あっけない…!
このように、自分のアカウントにリポジトリがコピーされました。
クローンする(Clone)
自分のアカウントのリポジトリで「Code」というボタンをクリックします。
転送プロトコルを「HTTPS」「SSH」「GitHub CLI」の中から選べますが「HTTPS」にしてURLをコピーします。(バインダーのようなアイコンをクリックするだけでクリップボードにコピーされます)
ソースツリーを使いローカルにクローンする場合
gitコマンドでの場合
git clone <クローンしたいリポジトリのURL> <クローン先のディレクトリ(省略可)>
コピーしてきたいディレクトリに移動して、git clone <先ほどコピーしたURL>
を実行すると、そのディレクトリに、リポジトリと同じ名前のフォルダが作成されファイルがコピーされてきます。
作業する
これで開発を始める準備ができました。
ブランチを切って作業を行います。