はじめに
2024年2月にAZ-900を受検し、独学でストレート合格しました!
「これからAZ900を受検する予定」
「Azureに触れたことがないが受験を考えている」
「独学でどんな勉強をしたらいいのか分からない」
などの方に向けて、試験の申込みから合格発表までの流れをまとめたいと思います。
また、私が行った試験勉強についても記載しておりますので、参考にしていただければと思います。
目次
AZ-900とは
AZ-900とはMicrosoft認定資格の1つであるAzure Fundamentalsのことです。
クラウドの概念全般、特に Microsoft Azure に関する基本的な知識関する試験です。
国家資格ではありませんが、Microsoft の資格ということもあり資格保有者数、業界知名度ともに高い資格と言えます。
引用:Microsoft 認定: Azure Fundamentals
AZ-900はFundamentals(基礎)ということで初級レベルの試験ですが、Associate(中級)にAZ-104、AZ-204、Expert(上級)にAZ-400などの資格もあります。
AZ-900の試験概要
- 実 施 時 期 :通年(テストセンターによって受験できる日時が異なる)
- 検 定 料 :13,200円(一般)
- 試 験 方 法 :選択式(コンピュータ上で実施するCBT形式)
- 試 験 時 間 :45分
- 問 題 数 :35~40問
- 合格ライン :1000点満点中700点
- 合 否 結 果 :試験直後のコンピュータ画面に表示
- 試 験 会 場 :テストセンター、自宅(オンライン)
- 有 効 期 限 :取得した資格の有効期限はなし
引用:Microsoft Certified: Azure Fundamentals (AZ-900)
申込みから受検までの流れ
申込み
Microsoft Certified: Azure Fundamentals (AZ-900)にアクセスし、試験の申込みの「試験会場を探す」を押下し、受験地、試験日から検索を行います。
受験日の変更
以下のリンクから、試験日の3日前まで受験日を変更することが可能です。
受験日の変更
※日程変更ができるのは1回のみです。
※変更手続きに必要な【受験受付番号】は、「申込み内容ご確認メール」に記載されています。
当日持ち物
- 受検票(試験会場によっては不要な場合もあります)
-
身分証明書(運転免許証・健康保険証・パスポート・
マイナンバーカード・学生証・社員証など) - 受験者IDとパスワード(こちらから受験者登録(無料)を行う)
受検
試験開始時間の5分前に開場します。
事前説明などがあるため、15分前には到着することをおすすめします。
試験終了時間までに会場に到着できない場合、試験受験ができません。
勉強方法
私が行った勉強法を紹介してきます。
Udemyでの講座視聴
私は会社でUdemyのアカウントを持っておりましたので、以下の講座を視聴しました。
合格への近道!Azure Fundamentals AZ-900 試験対策講座
このコースは、Azureを初めて学ぶ方や、AZ-900の資格取得を目指す方に最適です。Azureの基本的なサービスとクラウドの概念を理解し、試験合格に向けた確実な第一歩を踏み出します。図解を用いたわかりやすい解説で、Azureの知識を確実に深めましょう。
所要時間
約5時間(仕事のスキマ時間)
勉強内容
時間も5時間と長すぎないので、仕事のスキマ時間などに視聴していました。
図や分かりやすい例えなどを交えて説明してくれるので、初めて聞く用語などの理解に役立ちます。
また、各セクションの最後に練習問題があるので、内容が定着しているかも確認することができます。
試験対策だけではなく、用語や仕組みを1から理解したい方は、こちらの講座をおすすめします。
Udemyでの練習問題
練習問題はUdemyで移動時間などスマホで勉強できるものを探した結果、以下の問題を解いていました。
【9万人が受講】AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals模擬試験問題集(7回分490問)
このコースはAzureの学習を始めたい初心者や、Azureを利用した業務に携わっている方に最適です。
Azureクラウドの基本知識を身につけ、AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals試験に合格するための十分な準備ができます。模擬試験を通じて実践的なスキルを磨き、合格に自信を持ちましょう!
所要時間
約5~6時間(移動時間)
勉強内容
最後の3日間は、7回分の問題集を一通り解き、さらに正答率の低かった問題集の見直しを行いました。
試験時間は45分なので、電車での移動時間に1回分解くなど、スキマ時間で学習可能です。
クラウドの知識がある程度ある方は、こちらの練習問題のみでも問題ないかもしれません。
MicrosoftLigniteでの学習
Udemyのアカウントがない場合、以下のリンクから、試験に向けた練習を見ておくのがよいかと思います。
「練習評価を受ける」
練習評価では、試験で発生する可能性のある質問のスタイル、表現、難易度についての概要が提供されます。 これらの評価を通じて、準備状況を評価し、追加の準備が必要な場所を特定し、知識ギャップを埋め、試験に合格する可能性に一歩近づくことができるようになります。
「サンドボックスを起動する」
試験を受ける前に、その外観と雰囲気を体験することができます。 試験中に使用するのと同じユーザー インターフェイスで、さまざまな種類の問題を操作できます。
個人的な所感
- 難易度について、クラウドの知識などがほとんどなくても、用語の暗記と練習問題を繰り返すことで、1週間程度あれば合格できるレベルだと感じました。
知らない単語が出てきた際に講座を見直して整理するのがおすすめです。
- 私はAzureサービスを業務で少し触れる機会があったのですが、全く見たことがない場合は、実際の画面でVMの作りやアイコンなどを確認した方が良いと思います。
- 勉強方法について、個人的には練習問題で問題の傾向になれるのが効率良いなと感じました。
似たような問題も多く出題されるため、練習問題で8割程度とれていれば安心できると思います。
- 試験時間について、練習問題で問題の傾向に慣れていれば、試験時間はだいぶ余裕があると思いますので、問題の見直しの時間を十分とることができます。