はじめに
SQL Serverにて、特定のストアドプロシージャの作成日と最終更新日を調べるクエリ、
および同様にストアドプロシージャの各情報の確認方法をまとめました。
実行クエリ
作成日と最終更新日は以下のクエリで確認することができます。
SELECT
name, --プロシージャ名
create_date, --作成日時
modify_date --最終変更日時
FROM
sys.objects
WHERE
type = 'P'
AND name = 'プロシージャ名';
- create_dateは作成日時、modify_dateは最終変更日時です
- type = 'P' は、オブジェクトの種類が「ストアドプロシージャ」であることを示しています
- name = 'プロシージャ名'には、確認したいプロシージャ名を記載します
実行結果
'CreateTable'というプロシージャの場合、以下のような結果が返ってきます。
name | create_date | modify_date | |
---|---|---|---|
1 | CreateTable | 2025-07-01 12:00:00.000 | 2025-07-31 20:30:40.123 |
その他の確認できる情報
情報の種類 | 説明 | 使用するビュー・関数 |
---|---|---|
定義内容(SQLコード) | プロシージャの本体(SQL文) | sys.sql_modules または OBJECT_DEFINITION(object_id) |
所有者(スキーマ) | どのスキーマに属しているか | sys.objects + SCHEMA_NAME(schema_id) |
依存関係 | 他のテーブル・ビュー・プロシージャとの依存関係 | sys.sql_expression_dependencies |
パラメータ情報 | 引数の名前、型、順序など | sys.parameters |
アクセス権限 | 誰が実行できるか | sys.database_permissions |
使用統計 | 実行回数や最終実行日時(SQL Server 2016以降) | sys.dm_exec_procedure_stats(動的管理ビュー) |