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<環境構築>M1macでRuby on Rails の環境を構築

Posted at

こんにちは
未経験でweb系エンジニアに転職を目指すものです。

Railsチュートリアルを学習し終えました。
なので次はブログ機能などのあるホームページを作ってみようかなと思います。
そこでローカル環境に環境構築していこうかなと思います。

PC情報

  • MacBook Air (2020 M1)
  • macOS Monterey 12.3.1

流れ

  1. Command Line Tools
  2. Homebrew
  3. rbenv
  4. Ruby
  5. Bundler
  6. yarn
  7. Ruby on Rails

1.Command Line Tools

Command Line Tools とは

macOsのターミナル上でコマンドを使用するために必要なツールです。

インストール

$ xcode-select --install

もしくは
Xcodeをインストールすることで
Command Line Tools を使用することができます。

インストールの確認

$ xcode-select -v
xcode-select version 2395.  #バージョンが返ってくればインストールされています。

2. Homebrew

Homebrew とは

macOs用のパッケージマネージャー

パッケージマネージャー とは

パッケージを管理するソフトウェア
 その他:npm(node.js)、yarn(npmの代替)、gem(RubyGem)など

パッケージ とは

様々な機能を持ったソフトウェア
 例:rbenv、yarnなど

インストール

公式サイトの「install Homebrew」に記載されているコマンドを実行します。
https://brew.sh

$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)" 2022.5.2時点

インストールの確認

$ brew -v
Homebrew 3.4.9 #バージョンが返ってくればインストールされています。

注意!

M1macではバージョン2.x.xは対応していません。
3.0.0以降を使うようにしましょう。

2.x.xが既にインストール済みの方は

$ brew update

でアップデートしましょう。

3-1. Ruby(+rbenv)

続いてRubyをインストールします。
今回は先ほどインストールしたHomebrewを使用して
「rbenv」と「ruby-build」という2つのformula(homebrewのソフトウェア)
をインストールして
Rubyのインストールとバージョン管理を行います。
※ rbenvを使用するためにruby-buildは必須です。

rbenv とは

いろんなRubyのバージョンをインストールし使い分けるためのformula

ruby-build とは

rbenvにいろんなRubyのバージョンをインストールするために必要なformula

インストール

$ brew install rbenv ruby-build

3-2 パスを通して初期化。

パスを通すとは

ターミナル上でコマンドを使えるようにすること
今回の場合はrbenvこまんどを使えるよにする

どうやるのか

使用しているシェルの設定ファイルに
zshの場合は.zshrc ※なければ作成する。

export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH" #パスを通す
eval "$(rbenv init -)"          #初期化

を追加することでパスを通して初期化をすることができます。

2通りのやり方があります。

方法1:ターミナル上でechoコマンドを使用する

echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc  #パスを通す
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.zshrc          #初期化

方法2:直接ファイルに記述する

1 FinderでCommand+Shift+.(ドット)で.zshrcを表示する。
2 .zshrcをテキストエディターで開く
3 追記する。

.zshrc
export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH" #パスを通す
eval "$(rbenv init -)"          #初期化

3-3 .~zshrcを読み込む

下記のコマンドで.~zshrcを読み込み、
3−2で追加した初期化をすることができ
rbenvコマンドを使用できるようになります。

$ source ~/.zshrc

正しく「rbenv」がインストールされているかどうか確認します。

$ rbenv -v #バージョンが返ってくれば成功!
Homebrew 3.4.10

4 Ruby

macにはもともとRubyがインストールされていますが
今回は3でインストールしたrbenvを
使用してRubyをインストールしていきます。

4-2 インストール

まずは

インストールできるRubyを確認します

$ rbenv install -l
2.6.10
2.7.6
3.0.4
3.1.2
jruby-9.3.4.0
mruby-3.0.0
rbx-5.0
truffleruby-22.1.0
truffleruby+graalvm-22.1.0

Only latest stable releases for each Ruby implementation are shown.
Use 'rbenv install --list-all / -L' to show all local versions.

インストール

使いたいバージョンのRubyをインストールします
今回は最新の3.1.2をインストールします。

※以降の出てくるバージョンは自分の使いたいバージョンに置き換えてください。

インストール

$ rbenv install 3.1.2

4-3 Rubyの切り替え

システム全体で使うRubyを
先ほどインストールしたRubyのバージョンに切り替えます。

$ rbenv global 3.1.2

・glabal: システム全体で使う Ruby のバージョンを指定
・local : プロジェクト(ディレクトリ)ごとに Ruby のバージョンを指定

4−3−2 rbenvを更新

$ rbenv rehash

rbenvに4−3の変更を反映させます。

4-4 インストールの確認

4−3の変更が反映されていることを確認します。

$ rbenv versions
  system
  3.0.3
* 3.1.2 (set by /Users/mochizukikouki/.rbenv/version)

*印ついているのがglobalに指定されているものです。

4−5 Rubyの場所の確認

macに元々インストールされていたRubyでは無く
rbenvでインストールされたRubyを使えるようになっていることを確認します。

$ which ruby
/Users/[user_name]/.rbenv/shims/ruby

.rbenv/shims/rubyとなっていれば
rbenvでインストールされたRubyを使えるようになっています。

4-6 gemの場所の確認

gem とは

Rubyでインストールされたパッケージを
管理するパッケージマネージャーです。

$ which gem
/Users/[user_name]/.rbenv/shims/gem

.rbenv/shims/gemとなっていれば
rbenvでインストールされたgemを使えるようになっています。

以上でRubyのインストールが完了しました。

5. Rails

インストール

先ほどのgemを使ってrailsをインストールします。

$ gem install rails

インストールの確認

$ gem list 
もしくは
$ gem list | grep rails

5-2 bundleの確認

bundleとは

bundleまたはbundlerと呼び
Gemfileに記述されたパッケージの
依存管理をするgemです。

インストールの確認

$ gem list 
もしくは
$ gem list | grep bundler

5-3 rbenvを更新

念のために

$ rbenv rehash

5-4 railsコマンドの確認

railsコマンドが使えることを確認します
railsコマンドならなんでもいいです。

$ rails -v
とか
$ which rails

以上でrailsのインストールは完了です。

6. yarn

Rails6ではwebpakerが必須になりました。
まずはwebpakerを管理するため
yarnを
Homebrewを使ってインストールしていきます。

webpacker とは

webpackを使うためのgemパッケージ

webpack とは

JavascriptやCSSなどをまとめるビルドツール

6-2 インストール

Homebrewを使ってインストールしていきます。

$ brew install yarn

6-3 インストールの確認

$ yarn -v
1.22.18  #バージョンが返ってくれば成功!

7. RubyonRails起動!

いよいよRubyonRailsを起動します!

7-2 作業ディレクトリ作成

作業したい場所にディレクトリを作成して移動します。

$ mikdir フォルダー名
$ cd フォルダー名  

7-3 rails new

railsアプリを作成します。

$ rails new アプリ名

すると
様々なフォルダーやファイルが作成されます。

7-4 テキストエディターで開く

私はVScodeを使用しています。
rails new で作成したアプリを
ドラック&ドロップでVScodeで開きます。

7-3 rails new

ターミナルで

$ rails s

でrailsサーバーを立ち上げます。

そしてlocalhost:3000にアクセスします。
hello world と表示されたら
環境構築は成功です!

お疲れ様でした!

最後に

1つ1つ理解しながら環境構築をしていったので
少々時間はかかりましたが、
それぞれの役割などが明確になり
良かったと思います。

これからどんなアプリを作ろうか
楽しみです。

参考文献

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